2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

地すべり

全国的に地すべり災害が起きているようだ。 自分自身、国会が解散した時には喝采を唱えていた側の人間なので、 今多くを語れる身分ではないのだが、 盲目の大衆があげた喝采が、数年の後に悲劇に変わることは、 これまでの多くの歴史が証明している。 テレビ…

最高裁判所裁判官国民審査

総選挙の陰に隠れて、誰も話題にしないが、 当然ながら、今回の衆議院議員総選挙でも、憲法79条2項に基づき、 最高裁判所の裁判官が「国民の審査」に付されることになる。 元々、最高裁の裁判官に任命されるような方の多くは、 経歴的にも人格的にも、常人を…

容疑者・室井慎次

池袋のレイトショーで鑑賞。 まあ、なんというか、微妙な評価にならざるを得ない映画だと思う。 田中麗奈、八嶋智人、柄本明あたりのキャスティングは予想以上に良かったし、 法的考証の不十分さについては、仕方ない面もあったのだが、 いかんせん、無意味…

衆院選情勢

月曜日の日経に掲載されていた衆院選の情勢*1。(政党/小選挙区/比例区/合計の順) 自民党/160‐218/67‐72/227‐290 民主党/57‐112/66‐72/123‐184 公明党/8‐9/24‐27/32‐36 共産党/0/8‐10/8‐10 社民党/1/4‐6/5‐7 国民新党/2/0/2 新党大地…

自分探しの旅

ハチクロも、とうとう竹本の自分探しの旅モードに突入。 原作はこのあたりから加速度的に面白くなるのだが、 自分の記憶では、アニメは半年クールなので、放送もあと数回を残すばかりのはず。 最後、どうやってまとめるのか、なかなか興味深いものがある。 …

労働契約法が動き出す

今朝の日経の一面に「労働契約法制定へ」というアドバルーン記事が載っていた。 何らソースは明かされていないが、 現在の研究会の進展状況を見ると、まず確実に法案化を俎上に乗せている、 といって間違いない。 春先に発表された中間とりまとめをきちんと…

政見放送を見よ!

新党日本の政見放送を見て、 田中康夫という人物は魔術師だとあらためて思う。 (ヤッシーの前では、候補者・小林興起もあくまで脇役に過ぎない) 東京都民は、これを見ずして選挙に行くべきではない。

同業者

法務の仕事は、会社の中でも極めて専門性が強い特殊領域の業務である。 ゆえに、他の「普通の」部署で仕事をしている人たちとは、 必然的に興味関心も異なってくる。 自分たちの仕事の中身を淡々と話すことはできても、 自分たちの仕事の面白さや、自分たち…

自分がまだ子供だった頃、 毎日つまらなそうな顔をしている大人を見て、 きっと、年を取ると楽しいことが減るんだろう、って思っていた。 でも、いざ自分が年をとってみると、そうじゃないってことに気付いた。 楽しいことが減るわけじゃない。 楽しいときに…

利益相反

おそらく、法科大学院生の皆さんは法曹倫理の時間で習うのかもしれないが、 クライアントを抱える職業の掟として、「利益相反禁止」というものがある。 自分の会社が日頃頼りにしている巨大弁理士事務所は、 ある技術分野で業界大手の企業をクライアントに持…

棚からぼた餅〜米連邦最高裁長官人事

今日の朝刊を読んでいてぶったまげたのは、 米連邦最高裁長官にジョン・ロバーツ・ワシントン連邦高裁判事が 指名されるというニュース。 先日亡くなったレンキスト長官の後任となるのだが、 ロバーツ判事は先日まで最高裁「判事」として上院の承認待ちだっ…

「象牙の塔」の逆襲

日経の科学面に、「大学で高まる知財意識」という特集記事が載っていた。 先日ニュースになった、 千葉大の落合教授が免疫抑制剤特許をめぐってアステラス製薬を訴えた、 という事件を切り口に、知財で権利主張を始めた大学の姿についてリポートしたもの。 …

久々の武道館

先日申し込んでいたヤイコの年末武道館ライブの先行予約。 CD購入者特典で、ハコもでかいので楽観視していたのだが、 12月27・28日の2Days、両方当選していたのは失笑・・・*1。 今年の仕事納めは何日だったっけな、とカレンダーとにらめっこしながら、 ど…

NBL2005.9.1号(第816号)

いつもながらに中身は薄いが、 あさひ・狛法律事務所の伊従(いより)寛弁護士*1が書かれた論稿が、 今回の独禁法改正への痛烈な批判として、異彩を放っている*2。 今回の独禁法改正では、 課徴金の引き上げやリーニエンシー制度の導入の陰に隠れて、 審判制…

選挙戦真っ只中

選挙戦も最後の日曜日。 テレビでは朝から政策討論番組が目白押し。 今朝の日経の朝刊では、「与党安定多数、民主党苦戦」と出ていたが、 得てしてこういう根拠のないデータが出たときほど、 終盤に荒れる展開になるものだ。 TBSの番組では、浜田幸一元衆院…

ジュリスト2005.9.1号(第1296号)

今号は京都議定書と温暖化対策に関する特集。 だが、個人的にはこの手の政策的見地からの議論にはあまり関心がない。 今や環境法の第一人者となった、早稲田の大塚教授の環境法の講義を 以前聴講したことがあるのだが、正直、政策論はもういいから、 法律論…

弁護士と弁理士と企業法務担当者の間

純粋な法務の仕事をやっていた頃、 弁護士といえば、雲の上にそびえ立つ存在であった。 自分の上司が手土産を持って、事務所にご挨拶に行き、 歓心を買うべくご機嫌とりにいそしむ姿は、 入社後間もない自分にとっても、強烈なインパクトを違和感をもって、 …

青春再放送

今日のハチクロの中で出てきた野宮匠の名ゼリフ(笑)。 いや、マジでもこれ罰ゲーム?みたいな。もう見たくもない学生時代のアルバムを無理矢理ハナ先見せられているような。こう青春再放送?みたいな・・・*1 ま、自分にとっては、ハチクロのストーリー自…

「個人情報保護法」の効用

今日の日経朝刊に、 これまでの選挙戦で電話作戦に使っていた「名簿」が、 個人情報保護法の影響で集まりにくくなっており、各陣営の困惑を招いている、 という趣旨の記事があった。中央大・堀部政男教授は次のようにコメント。 政治活動は民主主義の原点で…

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