2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ブラック・ウェンズデー

東京市場が全面安の展開・・・。 朝、NY市場の大暴落のニュースでたたき起こされた時点で予想が付いていたのだが、もうこうなったら手の施しようがないので、おとなしく仕事に行くことにしよう・・・。 一日で50万くらい吹っ飛んでしまいそうな雰囲気だな。…

2007年2月のまとめ

短い2月にページビュー(19,000件超)、ユニークユーザー(12,000件超)ともに最多記録更新。 この時期春休みに入ってる人も多いからかしらん・・・? これから年度末にかけてのオモッ苦しい仕事の山を鑑みると、更新頻度が落ちていきそうな悪寒もするが、ご…

Congratulations!

憂鬱な話題の後は、明るめの話題で。 先日、後輩から「結婚します」という電話があって、珍しくほのぼのした気分になった。 向こうがいつの間にか脱サラして、忙しい“先生”になってしまったこともあって、最近では年に数えるほどしか顔を合わせない仲になっ…

OBの憂鬱

世間がいうところの“いい大学のいい学部”を出た者が、一民間企業に籍を置いて順調な社会人生活を踏み出す、というのは決して楽なことではない。 入社してから何年かは、事情を知らない人には「何でここにいるの?」と問われ続けるし、事情を少々知っている人…

若き勇者を称えよ

今日の中山記念で、yaeno_29先生も一押し(笑)*1のローエングリンが勝ったそうで。 競走馬としての寿命が長くなる傾向にある今日この頃*2とはいえ、伝統のG2戦(しかも旬の勢いが試される2000m戦)で8歳馬が勝ってしまうのだから、競馬というのはまだまだ…

バブルへGO!

“馬場康夫監督&ホイチョイ・プロダクション”という、80年代末期から90年代初頭を席捲したコンビが、時を越えて世に送り出した話題作、『バブルへGO−タイムマシンはドラム式』。 映画「バブルへGO!!~タイムマシンはドラム式」presents:バブルへGO!!~キラキ…

「受け皿」とは失敬な(怒)。

いろいろなところで注目されている日弁連調査のニュース。 「企業や官公庁の中で働く「組織内弁護士」について、9割以上の企業が採用する考えのないことが21日、日本弁護士連合会の調査でわかった。司法制度改革の進展で今後増える弁護士人口の受け皿を模索…

何もしなくても・・・

どうも最近、周りで子供が生まれたというニュースを良く耳にするようになったと思ったら・・・ 「厚生労働省が21日発表した2006年の人口動態統計(速報)によると、出生数から死亡数を差し引いた人口の自然増加数は2万6千885人と二年ぶりにプラスになった。0…

「死刑囚」100人の事態。

宇都宮市の宝石店強盗殺人放火事件で、死刑が確定する見通しとなったことで、拘置中の死刑囚は100人に達することになるという。 「「死刑囚」が100人に達する異例の事態の背景には、凶悪事件の増加や厳罰化を求める世論の高まりや、執行までの期間が長期化し…

最後通牒

予想していたこととはいえ、とうとう“ファイナルアンサー?”の紙が来てしまった。 本来ならとっくに決めていなければいけなかったこととはいえ、これまでで一番忙しいのではないか?とクビを傾げたくなるようなこの時期に、重大な岐路に立たされ、途方に暮れ…

消えていく名門

「大手監査法人のみすず監査法人(旧中央青山)は19日、新日本など大手三法人などに監査業務をほぼ全面移管する方針を固めた。三月期決算企業の監査が終わる夏以降、所属会計士や一般職員らを他法人に受け入れてもらう。みすずはカネボウや日興コーディアル…

物言えば、唇寒し・・・。

柳沢伯夫厚労相の発言が、また紙面を賑わせているようだ。 ホワイトカラー・エグゼンプション制度を説明しようとした参院厚生労働委員会での発言(らしい)。 「工場労働というか、ベルトコンベヤーの仕事、もう労働時間だけが売り物ですというような、そう…

自由競争の果て・・・

「18日午前5時25分ごろ、大阪府吹田市津雲台7の大阪中央環状線で、スキー客25人を乗せた大型観光バスが、道路左側の側道にあった分離帯に接触、はずみで斜め右側のモノレールの橋脚に衝突した。アルバイト添乗員の小池唯史さん(16)=長野県大町市=が全身…

反省の弁

今回も非常に実り多き旅であったのだが、唯一悔いが残るとすれば最後の最後で・・・・orz 関係者の皆様に改めて御礼申し上げるとともに、ご心配・ご迷惑をおかけした皆様にはこの場を借りて深くお詫び申し上げたい。 改めて確認したのは、どんなに飲み口がよ…

実務と学問の狭間

実務にかかりっきりになっていると、どうしても目の前にぶらさがった特許庁の審査基準だとか類似群のコード表だとかで頭の中が一杯になってしまうのであるが、冷静に考えれば、商標法の条文の中には、総合小売だの単品小売だの、といった細々とした“区別”は…

ジュリスト・田村論文への雑感

暫く寝かせていた北大・田村善之教授のジュリスト1326号論文について。 知財管理の論文紹介の際にも思ったことだが*1、“明快かつ斬新”というのが田村先生の論文の特徴で、「知財立国下における商標法の改正とその理論的な含意について」*2と題されたこの論文…

言わんこっちゃない。

現在全国ツアー中の特許庁。 「平成18年度地域団体商標制度及び小売等役務商標制度説明会」(http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/torikumi/ibento/ibento2/h18_chiikidantai.htm)に足を運んでみたのだが、一日開催のみ、っていうのはやっぱり無理があ…

冬なのに

雪がない(笑)。 何だかんだと毎年のようにこの時期来てるけど、 初めてだな。こりゃ・・・。 いつもこんななら、こんなに住みやすい街はないのだけれどねぇ・・・*1。 *1:常宿の近くにGood Spotも発見できたし、今回も収穫の多い旅になりそう。

大阪地裁の“良い判決”

先日取り上げたデサフィナード事件では、あちこちから批判を浴びてしまった大阪地裁と田中俊次裁判長。 別件の積水化学職務発明事件(知財高判平成19年1月25日・H18(ネ)第10025号)*1では、なんと控訴人(原告)側から、「一審被告側から、会食・買収等の…

ちょうど1年前の今頃

「特定菓子贈与禁止法」なるものをめぐって、盛り上がっていたなぁ(笑)と懐かしく思い出していたところ、bewaad氏のブログに以下のようなエントリーが掲載されているのを発見。 「チョコレート等の特定贈与等による心理的外傷の防止に関する法律案」(http…

21世紀COE知的財産研究叢書

第1弾が公刊されてからしばらく途絶えていた、北大COEの叢書の続刊が登場するらしい。 稗貫俊文『市場・知的財産・競争法』市場・知的財産・競争法 (21世紀COE知的財産研究叢書)作者: 稗貫俊文出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2007/03/01メディア: 単行本こ…

そこまで言うなら・・・と思った瞬間。

法学教室2月号に、「新司法試験の結果(1)」として、法務省大臣官房人事課課付検事の方のコメントが掲載されているのだが、その内容が実に辛らつで面白いので紹介したい*1。 山口氏は、まず、公法系科目の「論文式試験について」の項で、個人的な印象として、…

『それでもボクはやってない』(一部ネタバレ注意)

それでもボクはやってない―日本の刑事裁判、まだまだ疑問あり!作者: 周防正行出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 40回この商品を含むブログ (50件) を見る 公開されてからだいぶ日が経っていたこともあって、ほとん…

ハケン会社の品格

「営業秘密」の不正使用(不正競争防止法2条1項7号)をめぐる事例といえば、大体舞台となる業界が決まっているものだが、今回取り上げる事案も、その典型例である「人材派遣事業」の事業者間で争われたものである*1。 大阪地判平成19年2月1日(H17(ワ)第44…

「教養」と「現実」の狭間

8日付けのエントリー「振り回される大学教育に同情す」の中の司法研修所入所生の“気質の変化”に関するコメントに対し、『教えるとは希望を語ること 学ぶとは誠実を胸に刻むこと』というブログの作者の方が“反論”を唱えられている*1。 筆者としては、「古典を…

天国でも楽園でもない浮世の哀しさ

少し遡るが、著作隣接権譲渡契約の解釈をめぐる興味深い事案がある。 東京地判平成19年1月19日(本訴・H18(ワ)第1769号、反訴・H18(ワ)第12663号)*1。 本訴原告(反訴被告)は、「THE BOOM」が所属する音楽事務所、株式会社ムーブメント。一方本訴被告(…

そしてまた一つ歴史は消える

「三菱ケミカルホールディングスは8日、三菱樹脂を全額出資子会社化し、2008年4月に機能材料を手がける他のグループ3社と統合させると発表した。」(2007年2月9日付け朝刊・第13面) 「三菱樹脂」といえば、「学生運動参加歴」をもって管理職候補で入社した…

振り回される大学教育に同情す。

日経新聞の朝刊1面で、8日から「ニッポンの教育・第2部「学び」とは何か」という連載が始まっている。 要約すると、「最近の学生が「学ぶ目的」を見失っている」という嘆き節に尽きるのであるが、個人的には「何だかなぁ」と思うところも多々あり(苦笑)。 …

糾弾された代理人

なかなかちゃんとした判決コメントを書く時間が取れない今日この頃。とりあえずネタ判決でお茶を濁してみる。 最近“消える判決”の話題が出ているが、自分が代理人だったら消したいと思うであろう判決である・・・。 知財高判平成19年1月31日(H17(行ケ)第1…

まだ2月だというのに・・・

年度末の慌しさが前倒しで襲ってきた感じで、息をつくヒマもなく仕事に追われる日々。 時間をとって考えたい時期に、思考をめぐらせるイトマがないのは、正直辛いところである。 でもよく考えたら、ここ数年いつもこのパターンだ・・・orz。

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