2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

2008年1月のまとめ

今月は終盤の「ぷーさん」効果で、アクセス数が月間最高記録を更新(約30,000件弱、ユニークユーザーは約20,000件ちょい)。 あらためてリンク先管理人氏の偉大さを知った次第である。 <検索語(単語)ランキング> 1.→ 企業法務 277 2.→ 企業法務戦士 …

新たな一事例?

てっきり巨人から古巣・オリックスに復帰すると思っていたジェレミー・パウエル投手が、いつのまにかソフトバンクと契約。ゆえにこうなる。 「ソフトバンクが前巨人のジェレミー・パウエル投手(31)との契約合意を発表したのを受け、すでに11日に獲得を発表…

「店長」の反乱

先日取り上げたコナカの件に続いて、「店長」による“反乱”劇の報に接した。 「日本マクドナルドが店長を管理職として扱い、残業代を支払わないのは違法だとして、埼玉県内の店長、高野広志さん(46)が未払い残業代など計約1350万円の支払いを求めた訴訟の判…

大阪の主役(その2)

「任期満了に伴う大阪府知事選は27日投票、即日開票され、無所属新人で弁護士、タレントの橋下徹氏(38)=自民府連推薦、公明府本部支持=が、元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)=民主、社民、国民新推薦=、弁護士の梅田章二氏(57)=共産推薦=らを大…

大阪の主役。

北京五輪を賭けた大阪国際女子マラソンで、昨年の渋井陽子選手の悲劇を上回る大失速をしてしまった福士加代子選手。 小雪がちらつくような厳しいコンディションで、スタート直後からポンと飛び出した時点で、驚異的な記録を叩き出すか大凡走するか・・・とい…

T大法学部女子クオリティ

日曜の朝にしては珍しく早起きをしてテレビを付けたら、フジテレビの「ボクらの時代」という番組に、赤松良子(元文相)=住田裕子(弁護士)=鈴木重子(ジャズシンガー)の三氏が「T大法学部出身女性」の括りで登場していた。 三氏が、当時をいろいろ回想…

公取委・不服審判制度廃止の「英断」?

今年行われるであろう法改正の中でもっとも注目される独禁法改正だが、驚くべきことに、公取委が不服審判制度廃止の方向で動くらしい。 「公正取引委員会は、独占禁止法違反の行政処分の是非を公取委自らが判断する審判制度を大幅に見直す方針を固めた。談合…

中山信弘先生最終講義

日経BP社の「ITPro」サイトより。 (http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080122/291767/) いかに業界で知らぬ者のない高名な先生とはいえ、それが「ニュース」として取り上げられるのは極めて異例なことで、それだけ今の知的財産法の世界における…

どうもアクセス数が増えていると思ったら・・・

かの著名ブログにて、ご紹介いただいたようである。 (http://highway-star.cocolog-nifty.com/pooh/2008/01/post_ec7f.html) 文中でも取り上げていただいている「撤退のとき」のエントリーなどは*1、明らかに「引用」の域を逸脱した「無断複製」そのものだ…

「労働審判」の威力?

2006年4月の導入以降、ジワジワと浸透しつつあった「労働審判」制度。 新しい労使紛争解決制度として、同時期に導入された「知財高裁」なんかよりは遥かに大きなインパクトを与えうる制度であるにもかかわらず、これまでは専門誌を除けば、さほどメディア等…

後講釈は無用。

ここ数日の底抜け相場のせいで、顔色が株価ボードの表示と同じ色になってしまった人も少なくないと思うが、冷静に考えれば、2年半も遡れば、今と同じか、それよりも低い数字にたどり着けるわけで。 さすがに、前世紀のバブル崩壊の時は当事者にはならなかっ…

ミイラ取りがミイラに?

全国レベルのニュースにはなっていないようだが、熊本知事選の有力候補者に、蒲島郁夫東大教授の名前が挙がっており、ご本人も既に出馬の意思表示をしているそうである。 例えば、↓など参照。 http://www.asahi.com/politics/update/0111/SEB200801110001.ht…

「冬物語」はもう生まれない?

今年の大学入試センター試験で、現役志願者数が78.8%を占めた、というニュースを見て、世の中変わったなぁ・・・と思わずため息をついてしまう。 元々、大学入試全般の中では現役生の受験比率が高い「センター試験」とはいえ、昨今の少子化やそれに比して一…

読者投稿の“盗用”?

日経の夕刊に載っていた記事から一つ。 「泉鏡花文学賞などを受賞した作家の小檜山博さん(70)=札幌市在住=が、JR北海道の車内誌に連載している短編小説に毎日新聞で掲載された読者投稿を盗用していたことが、19日分かった。小檜山さんは事実関係を認め、…

環境パフォーマンスのツケ

日本製紙グループから火の手が上がった、古紙配合比率“偽装”問題。 案の定、王子製紙、大王製紙と主要製紙会社に次々と飛び火し、業界の“一大不祥事”になりそうな勢いである。 筆者自身、いわゆる「グリーン購入」にコミットしていた社内の知り合いが、 「最…

初雪

昨日の深夜、冷え切った空から落ちてくる雪、というか氷の粒に当たって、 ♪ああ、雪が降る この街に君はいない〜 と90年代前半の名曲を口ずさんだのは、筆者だけではあるまい、と予想する(笑)。 加藤いづみ、と聞いて曲がスラスラ出てくる世代は、ごくごく…

“浮き世”の終焉を感じた日

朝、「阪神大震災から13年」というニュースを見て、もうそんなに経ったのか・・・と思う。 6,434名の死者を出した、1995年のあの大惨事のニュースを、寝ぼけた頭でラジオで聞いたのは、まだ10代の頃。 正月休みに最初の三連休(前日16日は成人の日の振替休日…

そして誰もいなくなった。

スポーツ面を開いて小さな見出しがパッと目に入った。 そして笑った(苦笑)。 「J1のFC東京は15日、J1千葉から日本代表候補のMF羽生直剛(28)が完全移籍で加入すると発表した。同じ千葉のDF水本裕貴(22)、MF山岸智(24)も日本代表合宿中の鹿児島県指宿…

著作権法見直しの「アナウンス効果」への疑問

1月14日付の日経新聞「法務インサイド」のコーナーで、「違法複製物ダウンロード違法化問題」に関する最近の事情が紹介されており、特に「違法「着うた」」に頭を悩ませるレコード業界関係者の「アナウンス効果」への期待(とそれに対する批判論)が重点的に…

小さなエースは羽ばたくか?

とにかく強かった、流通経済大柏イレブンの独壇場で幕を閉じた今年の高校サッカー。 準々決勝で、難敵・東福岡をPK戦の末退けてからは、憑き物が落ちたように、準決勝(対津工6-0)、決勝(対藤枝東4-0)とゴールラッシュで堂々の圧勝、見事な二冠制覇となっ…

慎重さが仇になる?〜復刻品における商標使用〜

知的財産権の中でも「商標」は技術的側面が絡まないこともあって、「特許」などに比べると単純、と思われている方が多いのかもしれない。 だが、出願から登録に至るまでの過程は単調でも、いざ侵害の成否だの許諾の要否だの、という話になってくると、使用概…

象さんの〜

すきゃんてぃは ちっちゃいけれど〜 ♪ という曲が子供の頃流行っていて*1、当時は「すきゃんてぃ」って何だ?と素朴な疑問を抱いたものだが、そんな謎を解き明かすような(笑)判決が一つ。 知財高判平成19年12月26日(H19(行ケ)第10217号)*2 本件は、エ…

パナソニック・ショック!

10日の日本経済新聞夕刊1面に、 「松下/社名「パナソニック」に/10月、ブランドも統一/創業者の名前消える」 という衝撃的な見出しが躍って以来、ほぼ丸一日「松下電器産業改名」の話題が巷にあふれていたような気がする。 特に、11日の日本経済新聞の朝…

この時期

年があらたまって間もないこのシーズンは、これから最終学年を迎えようとする学生・院生読者の方から、進路相談メール等をいただくことが多くなる時期でもある。 一昔(といってもそんなに大昔の話ではない)前なら、文系の学部生には就職するか留年するか、…

“名前”の違和感

今、海の向こう側で盛り上がっている(らしい)、米大統領選予備選だが、「序盤最大のヤマ場」とされるニューハンプシャー州の民主党予備選で、ヒラリー・クリントン上院議員がオバマ上院議員を激戦の末下した、という“サプライズ”なニュースがこの日飛び込…

危険運転致死傷罪と業務上過失致死傷罪の間

2006年8月の博多湾車両転落事故で、飲酒運転中に3人の幼児が死亡する追突事故を起こした被告人に対し、懲役7年6月の実刑判決が言い渡された。 本件については、危険運転致死傷罪による懲役25年の求刑がなされて注目されていたのだが、福岡地裁(川口宰護裁判…

「労働契約法」の時代

昨年12月にひっそりと公布された労働契約法。 今年の春、施行されるのは間違いないと思われるのだが、今のところ、世間の注目はさほど集めていないようである。 そんな中、東京学芸大学の野川忍教授が書かれたショートコメントがNBL新年号に掲載されているの…

特許庁発「大サービス」に対する懸念

前々から噂はあったが、とうとう特許庁が特許・商標の出願管理費用引き下げに踏み切る方針を固めたようである。 「特許庁は特許権と商標権の取得・維持にかかる料金の引き下げ幅を決めた。特許関係費用は全体で平均12%、企業のロゴマークなどを保護する商標…

大統領選で遊ぼう!

海の向こう側では早くも秋の大統領選に向けて、民主・共和両党の予備選がヒートアップしているようである。 候補者の中には、かの地のロースクールでJ.D.の学位を取得している方も多い。 ヒラリー・クリントン(イェール)、バラック・オバマ(ハーバード)…

有害サイト削除法案?

年が変わり、政権奪取に向けてより攻勢を強めている民主党の周辺から、驚くべきニュースが出てきている。 「民主党は18歳未満の若年者が犯罪に巻き込まれるのを防ぐため、インターネット上の違法・有害サイトの削除をプロバイダーなどに義務づける法案の国会…

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