2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

題号の著作物性

少し遡るが、書籍の題号の著作物性に関して、興味深い判決が出ている。 題して「時効の管理」事件。 争われた題号は、僅か5文字に過ぎないものであるし、原告側には代理人が付いていない、いわゆる本人訴訟だっただけに、あっさり請求が棄却されても不思議で…

泳いだのは選手だ。

だが、主役はやっぱり水着だった。 ミズノの看板、北島康介選手が、スピード社の水着で世界新。 数ヶ月前には想像だにしなかった悪夢に、ミズノ社の担当者が今どんな思いで眠れぬ夜を過ごしているだろうか、と思うと胸が痛くなる。 はるか遠い昔の記憶を辿る…

今一番巧い騎手が・・・

誰なのか、ということが、白日の下に晒される結果になってしまった。 あれだけの脚を使える馬(=ウォッカ)を2着に甘んじさせた責任は重いぞ・・・。 >今日スズカフェニックスで5着に終わったジョッキー。 まぁ上手い、下手といっても、常人には遠く及ばな…

余計な仕事・・・? 余計なお世話。

最近メディアを賑わせている霞が関接待タクシー問題。 いくら深夜残業しても、“おつまみ”どころかタクシー券すらもらえない一民間人としては、メディアに便乗してバッシングしても不思議ではないところなのだが、質の悪い報道や社説を見ていると、そんな気に…

知財だけではメシは食えぬ〜パイオニアの悲劇

ここ数日、続々と定時株主総会の招集通知&事業報告書が届いている。 株主総会にしても、事業報告書にしても、いろいろと驚かされる話題は詰まっているのであるが、中でもショッキングだったのはパイオニア株式会社の事業報告書。 元々、筆者がこの会社の株…

国籍法違憲判決

フィリピン人母と日本人父の間に生まれた子に、届出による日本国籍取得を認めるかどうか、が争われた事件で、最高裁大法廷が国籍法の規定を違憲(憲法14条1項違反)と判断した上で、原告らの請求を認容する判決を下した。 率直な感想を言えば、どんな理由を…

哀しきサウザンリーブス

話題の判決てんこ盛りな今日この頃だが、軽くネタ系に走ってみる。 東京地決平成20年5月9日(H20(モ)第1076号)*1 この事件は、東京地裁に訴えが提起された商標権侵害差止等請求事件について、基本事件の被告側による千葉地裁への移送申立てが認められるか…

日出でる国には福音?

米大統領選の民主党予備選がどうやら決着を見たようで。 「米大統領選の民主党予備選が3日、全米50州などでの全日程を終え、バラク・オバマ上院議員(46)の党候補指名が確定した。オバマ氏は指名に必要な代議員総数が過半数に達し、ヒラリー・クリントン上…

ヒズい・・・

ある程度覚悟はしていたが、今月に入ってからドタバタ続きで体調も優れない・・・。 さっさと「故障者リスト」入りして、夏あたりまでバカンス決め込みたい気分ではあるのだが、それをさせないのはちっぽけな責任感か、あるいは、軋轢を避けようとする内なる…

法律家の常識?

日経夕刊・火曜日のコラムをお茶の水女子大名誉教授の篠塚英子氏が執筆されているのだが、この篠塚氏、最近法テラス関係のお仕事に就かれたようで、毎回法律関係のネタが多い。 で、思わず苦笑したのが3日付のコラム。 「私の常識、世間の非常識」というテー…

復活した「知的財産権研究」シリーズ

先日、100回記念シンポジウムも開催されたという「知的財産権研究会」。 中山信弘・前東大教授の数々の功績の中でも、ある種象徴的な存在となっているこの研究会から、10年ぶりに「知的財産権研究」(第5巻)が出版されるようである。 知的財産権研究 5作者:…

主役不在の“迷走”

月初めから「ダビング10迷走/複製補償金深まる溝」という派手な見出しが躍る日経紙。 総務省・経済産業省・文化庁の「三すくみ」状態や、権利者団体・メーカー間の「ボタンの掛け違い」、メーカー間の足並みの乱れ等、様々な見地から興味深い解説が付されて…

乗ってる四位、乗れてないのは・・・

混戦が予想された日本ダービーは、結局、四位騎手のディープスカイが順当に(変則)2冠。 大外からの差し脚は豪快だったし、鞍上の四位騎手の余裕のコメントを聞いていると、まだまだこの先期待できそうな気がする。 それにしても・・・ 皐月賞上位組が伸び…

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