2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

いつか来た道・・・

横浜で開催中の「世界卓球2009」。 卓球のメジャーコンテンツ化に情熱を注ぐテレビ東京としては、何としても日本女子の二枚看板(福原愛、平野早矢香)にメダル争いに絡むくらいまでは勝ち上がって欲しかったところだろうが、残念ながら二人ともまさかの二回…

2009年4月のまとめ

相変わらず更新ペースは安定しないのだが、グーグルがらみの話題の関心が高まったこともあって、4月のトータルアクセスは30000件弱まで回復したようだ(ユニークユーザー22600人)。 今年こそ、のんびり休みつつネタを仕込もうと思っていたゴールデンウィー…

グーグル和解案・続報

グーグルの書籍検索サービスをめぐるクラス・アクションの和解案の件。 先日のエントリーでは軽く触れただけだったつもりなのだが*1、読者の皆様の反応は想像以上で、この問題に対する関心の大きさをうかがわせる。 で、続報としては、5月5日の回答期限が目…

NBLがようやく届いたが・・・

随所で話題になっているNBL904号、「総特集・債権法改正の基本方針」。 筆者のところにも今日ようやく届いた(苦笑)。 結局、29日を丸々潰すのもあほらしいと思って、例のシンポへの申し込みはしなかったのだが、そんな怠惰な人間が、ろじゃあ氏のブログ(h…

“キャラクター”はスキャンダルに無縁か?

久々に早く帰って、SMAPの番組を見ていたら、思わず苦笑したくなるくらい、無理無理なプログラム編成で60分引っ張っていた。 時期が時期だけに、いろんな大人の事情があったことは想像に難くないのだけれど、こんなところで総集編もどきをやるくらいなら、事…

名前はネタでも実力は・・・

ここまで西高東低で来ている3歳G1戦線だが、オークストライアル(フローラS)で、ようやく期待できそうな牝馬が出てきた。 勝って重賞2勝目を挙げたディアジーナは、美浦・田村厩舎所属馬だが、メジロマックイーンの血を引いているだけあって、初の二千も難…

Googleへの拒絶反応の行方

昨年、和解案が公表されて以来くすぶっていた問題が、5月5日の回答期限を前にして、一気に吹き出し始めているようだ。 「ネット上で書籍の内容を閲覧・検索できる米グーグルのサービスが日本でも波紋を広げている。著作権侵害を訴えていた米出版界と同社の間…

18,611人対9,564人

同じ日に公表された、旧司法試験二次試験の受験予定者数と、新司法試験の受験予定者数。 受験者の数だけ見たら、旧2:新1と旧の方がいまだ優勢な状況だが、予想される合格者数で比較すると、途端にその比率は逆転する。 昨年の実績が、旧1:新14(旧試験・…

酒は飲んでも飲まれるな。

という、昔から繰り返されたフレーズでお茶を濁すだけでは片付きそうもない「草なぎ剛容疑者公然わいせつ事件」。 「逮捕」された、っていっても、捕まったのが彼でなければニュースになるはずもないような些細な話だし、せいぜい略式で罰金か起訴猶予で片付…

「和歌山市毒物カレー事件」最高裁判決が暗示するもの。

「1998年に和歌山市で起きた毒物カレー事件で、殺人や殺人未遂などの罪に問われた林真須美被告(47)の上告審判決で、最高裁第三小法廷(那須弘平裁判長)は21日、被告側の上告を棄却した。5人の裁判官全員一致の判決。4人が亡くなった夏祭りの「惨劇」から1…

表現の自由を“殺す”のは誰か?

最近、雑誌社を相手取った名誉棄損訴訟で、高額の損害賠償請求が認容されるケースをよく見かけるが、そんな傾向にさすがに危機感を抱いたのか、日本雑誌協会がずいぶんと振りかぶった「見解」を発表したようである*1。 残念ながら雑誌協会のHP上には、まだ見…

ついに最終段階に入ったか・・・?

かねてから話題に上っていた民法(債権法)の抜本改正が、いよいよ本格的に、立法過程の具体的なスケジュールに乗ってきたようである*1。 「法務省は民法が定める契約ルールを抜本改正する方針を固めた。主な内容は(1)企業や消費者が結ぶ「契約」に関する基…

お知らせ

だいぶ遡るが(かつ極めて長文になってしまったが・・・)、ロクラク2事件の知財高裁判決のご紹介をアップしたので、関心のある方は、ご参照いただければ幸いである。 http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20090226/1240120292 あとは、とりあえず今年度の新趣…

西高東低もここまで来ると・・・

先週のG1を見て、今年もやっぱり西高東低か・・・と嘆いたところだが、「皐月賞よお前もか」と言いたくなる心境である。 ロジユニヴァース(美浦・萩原厩舎)に関しては、“大楽勝”とされた弥生賞の勝ち方があまりにあまりな・・・といったユルユル感漂うも…

最高裁判例アーカイブ(H21.4.1〜H21.4.17)

あくまで自分の心覚え、用ではあるが、簡単にまとめてみた。 最二小判平成21年4月17日*1・住民票不記載処分取消等請求事件*2 「嫡出子又は嫡出でない子」の記載欄を空欄にし、かつ届出義務者ではない子の父を届出人として提出された出席届が不受理となった後…

恥の上塗り・・・。

いろいろと判例等に接していると、時々、「何でこんな訴訟起こしたの?」的な事件に巡り合うことがあるが、今回取り上げる判決も、まさにその部類に属する事件である。 著作権侵害訴訟の一類型として紹介すべきか、それともただのネタ判決として紹介すべきか…

らくらくホン訴訟決着?

ちょうど1年ほど前に話題になった*1、NTTドコモ(&富士通)対ソフトバンクモバイル(&東芝)の「らくらくホン」形態模倣事件が、一応の決着を見た模様である。 「NTTドコモは15日、ソフトバンクモバイルの携帯電話(東芝製)がドコモの「らくらくホン」(…

「ネット法」の真の効果?

派手に打ち上げられたアドバルーンのターゲットとされた人々が、それに対抗するため新しい打開策を打ち出し、それによって事態が改善する、というのはよくある話であるが、今回もそういうパターンになるのだろうか? 「インターネットを通じたテレビ番組の配…

奇跡的な逆転無罪、だが・・・。

第一審、控訴審で被告人に対する有罪判決が出されていた強制わいせつ被告事件について、最高裁が逆転無罪判決を下した、というニュースが夜のニュースで流れていた。 刑事事件において、最上級審で判断が覆ること自体がそもそも珍しい上に、近年何かと話題に…

「walker」はみんなのもの?

自分が学生の頃には、「Tokyo walker」を読まねば人にあらず、といった雰囲気があった。 まだバブルの残滓は残っていたから、“学生は遊んでナンボ”って傾向が強かったし、かといって、インターネットが普及するちょっと前のこと、世の中の動きから隔絶された…

美浦組の嘆き。

桜花賞は前評判どおり、断然人気のブエナビスタが、「大外を回っても」の堂々の勝利。 これまでの勝ち方(特に昨年の阪神JF)からすればもう少し早く抜け出しても良かったところだし、最後の直線でそれなりに脚を使ったことを考えると、このまま残り2冠を順…

せっかくの休みも・・・

いまいち有意義に使えないまま過ぎて行ってしまう。 ネタになりそうな判決もいくつか見つけているのだが、コメントを付ける気力も今はない。 月曜日がこんなに憂鬱に思えるのは、たぶん新入社員の時以来なわけで・・・。

石原慎太郎知事が激怒している件について

東京都下水道局が「内規に違反している」との理由で制服のワッペンを3200万円かけて作り直した件で、石原慎太郎知事が立腹されている様子があちこちで伝えられている。 一例を挙げるなら、 「バカじゃねえか。役人の悪い意味での律儀さは世間では通じない。…

知財判例アーカイブ(H21.3.25〜H21.3.31)

4月に入ってからもバタバタしていて、なかなかまとまったエントリーを書けずにいるのだが、あまり放っておくと、ブログの趣旨からどんどん外れていきそうなので、新年度からは、筆者自身にとってのメモも兼ねつつ、興味深い判決へのリンク(&簡単な概要紹介…

名簿の値段

三菱UFJ証券のシステム部長代理が、 「社内システムから不正に約148万人の個人顧客情報を引き出し、うち5万人弱分を名簿業者3社に売却していた」 (日本経済新聞2009年4月9日付朝刊・第1面) というニュース。 全顧客分の個人情報をごっそり持ち出す大胆不敵…

もう重判の季節か、と・・・

毎年春先に届くジュリストの臨時増刊号。 毎年出ているんだから「臨時」もへったくれもないだろう、なんて突っ込みはさておき・・・ 平成20年度重要判例解説 (ジュリスト臨時増刊)出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2009/04/09メディア: ムック購入: 2人 クリ…

もう少し心に余裕があれば・・・

と思うようなことが最近続いている。 単純なミスをしてみたり、普段なら普通にできるような気遣いができなかったり。 突き詰めると、自分自身がいっぱいいっぱいになっている、というところに起因していることに気付くのだが、それでも、何でこんなちょっと…

桜満開、鬱全開。

4月は苦手、というのは、前々からこのブログでも繰り返し書いていたとおりなのだけど、今年は例年にまして気分が重い。 桜を愛でる余裕すらないもの・・・。 皆が「楽しい」と形容するものを楽しめないのは、自分がひねくれているせいか、それともここ数年の…

ダブル・トラック、ついに解消へ?

しばらく追いかけていない間に、具体的な立法がなされそうな段階にまで達していたらしい。 「政府は特許を巡る紛争の処理迅速化に向けた法改正の検討に入る。特許権の有効性に関し、裁判所と特許庁の判断が対立しかねない現行制度を改め、無駄な紛争の回避に…

気がつけば

4月に入ってもう4日も経っている。 エイプリルフールには、「そろそろ潮時なんで閉鎖しましょうか・・・」としゃれにならない告知をしようかと思ったりもしたのだが、それを書き込む暇さえないほど、ハイスピードで日が過ぎ去っていってしまった。 年度が変…

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