2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

2010年4月のまとめ

他人が書いているものはもちろん、自分のページに飛んでいくような気分にもなれず、事実上休養状態だった4月。 元々読者の入れ替わりが激しくて、アクセスカウンターが伸び悩む時期とはいえ、トータルアクセスが24000件弱まで落ち込んだのは、3年ぶりくらい…

噂をすれば何とやら。

先日「フサイチ」軍団の記事を書いた後、最高裁のHPに、元オーナーに関連する事件の判決がアップされていることに気づいた。 ちょっと前の判決になってしまうが*1、不正競争防止法上2条1項7号をめぐる事例判決としても興味深いものがある事件だけに、ここで…

引くも進むも・・・

鳩山首相が審査を乗り切ったのもつかの間、今度は小沢一郎幹事長が「起訴相当」議決を食らってしまった民主党。 そうでなくても下降の一途をたどっている内閣(&政党)支持率が、輪をかけて酷いことになるのは確実なところで、政権発足から半年ちょっとの間…

勘違い。

ついこの前、公訴時効が延びたばかりだと思っていたのに、被害者保護の潮流に押されてか、あっという間に「一部犯罪の時効廃止」という事態になった。 「殺人など凶悪犯罪の公訴時効の廃止や延長を盛り込んだ改正刑事訴訟法は27日午後の衆院本会議で、与党と…

絵に描いた餅

BLJ誌の2010年6月号の特集は「秘密保持契約に潜むリスク」。 BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2010年 06月号 [雑誌]出版社/メーカー: レクシスネクシス・ジャパン発売日: 2010/04/21メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 21回この商品を含む…

浮世のはかなさ

久しぶりにWINSに行ってモニターを眺めていたら、京都のメインレースにフサイチセブンが出走していた。 昨年ダート戦で未勝利から準OPまで一気の4連勝を遂げた素質馬であり、前走・船橋のダイオライト記念で初の重賞勝ちを遂げた、という“今が旬”の馬…

我慢。

モチベーションが上がらない、って言い続けてはや半年以上経っているような気もするが、どうにもならないことはどうにもならないわけで・・・。 毎年、忙しさゆえ更新が滞りがちな4月。 とはいえ、今年に関しては忙しさを言い訳にはしたくない状況だけに、ど…

人選的にはOKなんだろうけど・・・

前理事長の任期途中での辞任、急遽の公募、とすったもんだしたあげく、 「外部有識者にる選考委員会が33人の応募者全員について「適任者なし」と判断。消費者庁担当の内閣府政務三役が候補者を選び直し・・・」(日本経済新聞2010年4月20日付夕刊・第2面) …

武豊に手綱は戻るのか?

日曜日の皐月賞。 最強のライバルと目されたローズキングダムが着外に沈む中、1番人気に応えて堂々と一冠目を獲得したのは、岩田康誠騎手と初コンビを組んだヴィクトワールピサであった*1。 弥生賞まで武豊騎手とコンビを組んでクラシックロードを邁進してき…

勇気ある決断というべきか、それとも・・・。

阪神タイガース・金本知憲選手の連続フルイニング出場記録が「1492」試合でストップした。 報じられているところによれば、金本選手は、試合前に自ら先発出場辞退の意思を首脳陣に伝えたとのこと。 これが事実だとすれば、これまで何年にもわたって積み上げ…

フォトライブラリーの災難。

最近、写真家が写真の使用者を相手取って提起する訴訟を見かける機会が多いような気がする。 もちろん、使う側とて何ら無警戒に使用しているわけではなく、間に入っている広告代理店やフォトライブラリー会社と著作権者の間の曖昧な関係が末端の紛争を引き起…

スリリングな展開

当ブログでも継続的に取り上げている富士通・野副元社長辞任問題。 これまで野副氏サイドから情報戦略に押され気味の感があった富士通だが、ここに来て事前の予告*1どおり、一気に反攻に転じた。 2010年4月14日付のプレスリリース(http://pr.fujitsu.com/jp…

メルマガのタイトルでも使用は使用。

社内で商標関係の相談を受ける時に、よく、 「商品名として、じゃなくて一般的な広報用小冊子とか会員向けメルマガのタイトルに「○○○」って名前を使いたいんだけどダメかしらん?」 という趣旨の相談を受けることがある。 自分は基本的に危うきには近寄らな…

最高裁判決が出した二つの答え

大手通信会社(インターネット接続業者)を相手取った発信者情報開示請求事件につき、最高裁判決が相次いで出された。 「本件発信者と当該特定電気通信設備を管理運営するコンテンツプロバイダとの間の1対1の通信を媒介する,いわゆる経由プロバイダ」が、…

「サクラ」のインパクト。

重賞ウィナーがズラッと10頭並んで、“ドングリの背比べ”的な様相を呈していた今年の桜花賞だが、結局終わってみれば、唯一のG1ウィナー・アパパネが順当に一つ目のタイトルを獲得、という結果になった。 関東の復権を願う身としては、生粋の美浦調教馬(アプ…

意外なデータ?

ここ数年まとまった業界横断的なデータを見かける機会が少なかった(ような気がする)特許の「使用料(実施料)率」について、特許庁が久々に調査結果を公表するようだ。 「企業が自社の特許使用を許可する際に、製品売上高をベースに請求する「特許使用料率…

大学図書館危機一髪。

そうでなくても、近年著作権者との関係で、シビアな対応を迫られている図書館。 特に、文献資料の複製依頼が頻繁に来るであろう大学図書館では、「国公私立大学図書館協力委員会/大学図書館著作権検討委員会」が、平成14年以降「大学図書館における著作権問…

泥仕合の行方。

以前本ブログでも取り上げた、“富士通お家騒動”だが*1、ついに野副前社長が記者会見して、司法の場に打って出る方針を明らかにしたようである。 「昨年9月に辞任した富士通の野副州旦元社長が「不当だった」として辞任の取り消しを求めている問題で、野副氏…

“マチカネ”のオーナー逝去

最近、馬主として有名な方々の訃報を見かける機会が多いような気がするのだが、今回も悲しいニュース。 細川益男氏(ほそかわ・ますお=ホソカワミクロン会長) 3月31日。肺炎のため死去、85歳。 (略) マチカネタンホイザなど多くの競走馬の馬主として知ら…

「弁護士バー」成功の鍵となるもの。

昨年11月頃に計画が公表された際には、いろいろと横槍が入った「弁護士バー」だが、勇気ある若き弁護士は、どうやら計画を強行することにしたようだ。 「弁護士がバーテンダーとしてカウンターで酒を振る舞い、時間や場所を変えて法律相談も受ける「弁護士バ…

「シダモ」商標をめぐる微妙なさじ加減。

エチオピア連邦民主共和国が、「コーヒー、コーヒー豆」(第30類)の区分で出願し、登録を受けていた「SIDAMO」、「シダモ」、「YIRGACHEFFE」、「イルガッチェフェ」の各商標について、特許庁の無効審決が一部取り消された。 特許庁が前記商標について、無…

媒体としての魅力。

エイプリル・フールの日付の記事にこんなことを書いても説得力はないかもしれないが(笑)、5月号を読んで「Business Law Journal」という媒体の面白さに改めて惚れなおした。 BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2010年 05月号 [雑誌]出版社/…

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