2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

2011年10月のまとめ

自分のペースをほとんど取り戻せないまま、10月もあっという間に終わってしまった。 九電の報告書の話とか、三宅伸吾氏の本の話など、積もり積もったネタはたくさんあるのだが、身体を休めることを優先して、たまに時間が取れても、ブログは後回しにして暫し…

久々に見ごたえのある勝負。

力が抜けた馬がいない中で、G1タイトルホルダーがずらっと首を揃え、“混戦模様”と評された今年の天皇賞(秋)。昨年のこのレース以来、国内では2着続きのブエナビスタが意地を見せるか、それとも前哨戦を快勝したローズキングダム、アーネストリーあたりが…

「痴漢で懲戒解雇」は許されるのか?

日経法務面の片隅に「リーガル3分間ゼミ」というミニコーナーがあるのだが、24日付けの朝刊では、 「30代の男性会社員が電車で痴漢に間違われ、大幅に遅刻して出社したところ、「疑惑が晴れるまでは自宅待機するように」と通告された。身に覚えのない疑いで…

これで三冠?されど三冠。

他のプロスポーツと同じく、大震災の影響で、シーズンの始まりがグチャグチャになってしまったこともあって、「いつの間にか3冠目」という感が強い今年のクラシック。三冠全てのウィナーが入れ替わった牝馬に対し、牡馬の方は、ステイゴールド産駒・池江(息…

泣きっ面に蜂?

DeNA絡みでさらにもう一つ、気の毒なニュースがある。 「TBSホールディングスが傘下のプロ野球・横浜ベイスターズをソーシャルゲーム「モバゲー」運営会社のディー・エヌ・エー(DeNA)に売却することで両者が大筋合意していることを巡り、楽天球団の三木谷…

独禁法が「武器」であることを再認識させられるニュース

昨年の立ち入り調査、そして今年6月の排除措置命令、と、業界の“仁義なき戦い”を象徴するような話題として取り上げられてきた「DeNAのグリーに対する取引妨害」事件*1が、ここに来てまた新たな展開を見せようとしている。 「交流サイト(SNS)大手、ディー・…

必要なのは法改正か?

17日付けの記事として自分がエントリーした記事*1に対し、いろいろなご意見をいただいている。あの高名な町村先生に、「微妙なコメント」と評されてしまったのは、とっても微妙な(笑)ところなのだが、 「立法論ではなく解釈論で勝負すべき」 という自説は…

稀代の名将の意地。

いつの間にか始まって、いつの間にかシーズンも終盤になってしまった今年のペナントレース。 そして、首位を走っていたはずのヤクルトがいつの間にか引きずりおろされ、優勝したのは今年も結局ドラゴンズ。贔屓チームがCS進出を逃したことと相まって、いつ…

百家争鳴状態の「自炊代行」論議に一石

当ブログでも過去に何度か取り上げてきた「自炊代行」論戦に、日経紙の「法務インサイド」も遂に参戦した。 担当されたのは、三宅伸吾編集委員*1。見出し、小見出しや、書き出しの文章などを見ると、比較的中立的な論稿なのかな・・・と錯覚してしまうのだが…

らしくなってきた。

真弓監督就任以来、あまりパッとした話題がなかったタイガース。今季も、ヤクルトの独走を許し、5割前後を行ったり来たりする成績の中で何とかキープしていたCS出場圏内のポジションも、毎年恒例のシーズン終盤のへばりで、絶望的になりつつある。となれば、…

国外での知財権侵害をめぐる動き

日経紙の法務面(法務インサイド)で、「国またぐ知財訴訟勝つためには」という、ネタとしては恐ろしく高度な話題が取り上げられている*1。このテーマを理解するには、国際私法の観点からは、国際裁判管轄ルールと準拠法決定ルール、さらには執行管轄ルール…

東京で南部杯?

本格的な秋競馬のシーズンに突入しても、馬柱に目を通す余裕すらない・・・そんな日々ではあるが、西でローズキングダムが復活の狼煙を上げたり、東で(敗れはしたものの)リアルインパクトが最後の直線で驚異の粘りを発揮する、そんなシーンを目にすると、…

今さらの決着。

今から遡ること3年前。 浜岡原発5号機のタービン事故をめぐり、中部電力がタービン製造元の日立製作所を相手取って訴訟を提起する、という一大事があった。このブログでもコメントしたとおり、いかに瑕疵担保条項があるとはいっても、真正面から賠償請求する…

「BSイレブン」の偉業

有料の衛星放送と契約していない自分は、毎年、この季節になると、「凱旋門賞」をライブで見られない悔しさを味合わされてきた。衛星放送どころかテレビさえなかったエルコンドルパサーの時はともかく*1、その後の日本馬の数々の挑戦シーン*2を見逃した、と…

定義の曖昧さが招く混乱。

ここしばらく法務業界で話題になっている東京都の暴力団排除条例が今日施行の日を迎えることになり、これで、全国47都道府県で「暴力団排除条例」が出そろうことになる。組織的背景をバックに、人々の活動を威圧し妨害するような迷惑な輩は、この世に存在し…

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