2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

2013年11月のまとめ

羽が生えたように一日一日が飛んで行ったのが10月だとしたら、そこにさらにプロペラが付いた感じで過ぎて行ったのが2013年の11月、という月だった。社会人、としてそれなりの年数過ごしてきていれば、「最近どう?」と聞かれた時には、「おかげさまで順調で…

「現役最強馬」が実力を証明したというには寂しすぎた舞台。

レース前から、前走国内重賞勝ち馬が出走していない、と変なところで話題になってしまった今年のジャパンC。オルフェーヴル、キズナの凱旋門賞組が、有馬記念直行、というローテを選択し、天皇賞馬・ジャスタウェイは来春の海外遠征も見据えて早々と休養放牧…

折れない魂2013。

「忙しい」自慢をするのは、自分のポリシーに反するので、なるべくこのフレーズを使わないでおこう・・・と思いつつ、そうでも言わないと説明できないような状況に追い込まれたのは、今年に入ってもう何度目のことだろう。そして、今回のはその中でも飛び抜…

武豊騎手が歩んだ道のりと、重なる何か。

武豊騎手が、トーセンラーに騎乗したマイルチャンピオンシップで、鮮やかな差し切り勝ちを飾り、日本ダービーに続く今年2つ目のG1タイトルを手に入れた。 万能型、かつマイル前後の距離での爆発力は半端ないディープインパクト産駒だったとはいえ、ここ3年近…

“Google Books”訴訟が教えてくれたこと。

そういえば昔、和解案をめぐって、どこもかしこも大騒ぎになったことがあったっけ・・・ と懐かしく思い出されるような“Google Books”訴訟決着のニュースが不意に飛び込んできた。 「インターネット検索最大手、米グーグルによる図書の全文複写プロジェクト…

あっけなく終了した「自炊代行」訴訟・第1ラウンド

先日、東京地裁の民事第29部で、自炊代行事業者の敗訴判決(以下「9月判決」という)が出たときに、自分は失望を隠せなかったし、その通りのことをこのブログにも書いた*1のだが、あの時点では、まだ別の合議体における2本目の判決言渡しが後に控えている、…

人数増えても予備は予備。

論文試験の結果発表を見て、“予備試験戦線異状あり”的なエントリーを上げようかと思っている間にあっという間に1ヶ月経って、口述試験の結果まで出てしまった。 「法務省は7日、法科大学院を修了しなくても司法試験の受験資格が得られる司法試験予備試験の今…

的外れな議論の末に見えた現実〜みずほ銀行特別調査委員会報告書より(後半)

目指した理想に立ちはだかった壁(その2)〜「個人情報保護」の壁 さて、提携ローンに関する反社対策の徹底、という高邁な理想を掲げていたみずほの担当者が突き当たったもう一つの大きな壁が、「個人情報保護」の問題である。調査報告書によると、平成23年…

的外れな議論の末に見えた現実〜みずほ銀行特別調査委員会報告書より(前半)

「反社会的勢力との取引」という極めて不名誉、かつ、インパクトの大きい見出しで大々的に取り上げられたこともあり、金融庁の業務改善命令が出されて以降、しばらくは世の中を騒がせていた「みずほ銀行提携ローン問題」*1。ここぞとばかりに、あちこちに訳…

真の勝者を忘れるなかれ。

日本シリーズも終わり、これから来年のソチ五輪に向けて、ウィンタースポーツ系のニュースがヒートアップしそうな気配もある中、フィギュアスケートの「東日本選手権」に突如としてスポットライトが当たった。 「4月に女児を出産して3季ぶりに復帰したフィギ…

予定調和を覆した“東北魂”への感嘆符。

ここ数年、プロ野球、というものへの興味がかなり薄れていて、「日本シリーズ」といっても、結果だけ見て「あ、そう」という感じの反応しか示せなくなっていた自分だが、今年は何となく特別な気分だった。元々、自分は、贔屓の虎以外のセ・リーグ球団は、「…

再びの大逆転劇〜JASRAC公取委審決取消訴訟での波乱

以前、公取委の逆転勝利審決濃厚、というサプライズニュースが飛び込んできたのは、1年半以上も前のことだった*1。それ以降、昨年6月に審決が出され*2、被審人ではない株式会社イーライセンスが果敢に審決取消訴訟を提起した、というところまでは一応フォロ…

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