2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

2016年8月のまとめ

毎年のことではあるが、「何となく皆お休みモードで、日常に余裕ができる分、いろんなことができそうな8月」は、あっという間に過ぎ去ってしまう。 そして、夏休みの終わりを控えた小学生のように、やり残したあれこれを思い返して頭を抱えてしまうのも毎度…

その場にいた者にしか分からないこともある。

時が流れるのは早いもので、4年に一度のスポーツイベントに湧いた8月ももうすぐ終わりそうな状況だが、微かにその余韻が残っている中、Numberの「特別増刊号」が発売された。Number9/9特別増刊号 五輪総力特集「熱狂のリオ」Rio2016 Glorious Moment (Sports…

2016年8月29日のメモ

迷走気味の台風。夕方くらいに晴れ間の見える空を見た時は、「こりゃまた予報外したな」と思ったものだが、深夜に差し掛かり家路に付く頃になって、ようやく雨も降ってきた。 それでも、朝起きたら、あの嫌らしい渦が遥か東の海上に遠ざかっていたりすること…

2016年8月28日のメモ

ブログエントリーの執筆スタイルを変えたのを機に、今月に入ってからは連日投稿していたのだが、さすがにこのまま続くとも思えないので一日空けてみた。 ネタの溜まり具合を考えると隔日ペースくらいが理想かな、とは思うが、夏休みモードも終わりつつある中…

「ポケコイン」に法規制の網をかけることに合理性はあるのか?

「ポケモンGO」のリリース直後から話題になっていたことではあるが、遂に金融庁も表だって動き出した模様である。 「人気のスマートフォン(スマホ)向けゲーム『ポケモンGO』に出てくる『ポケコイン』と呼ばれるゲーム内通貨が、プリペイドカードと同じ資金…

2016年8月25日のメモ

大王製紙内部告発者の解雇無効訴訟(控訴審) 大王製紙の内紛に絡んで、降格、解雇処分を受けた元課長の男性に対する控訴審判決のニュースが出ている*1。記事によれば、「東京高裁(山田俊雄裁判長)は25日までに、解雇を無効とした一審・東京地裁判決を支持…

2016年8月24日のメモ

「執行役員」の是非 日経紙が2日にわたって「曲がり角の執行役員制度」というコラムを掲載していた*1。 「上」で散々っぱら落として「下」でちょっと引き上げる、というありがちなコラムの構成パターンだが、結論としては、“よほど上手に使わないと意味がな…

原子力損害賠償制度はどこに向かうのか? 〜“中間報告”とりまとめの報に接して

2011年の「3・11」以降、長年の眠りからたたき起こされ、“生きた法律”として現在に至るまでフル活用されているのが「原子力損害の賠償に関する法律」である。 東日本大震災直後は、不法行為法の中でもかなり異色の規律が設けられている背景や、「異常に巨大…

2016年8月23日のメモ

五輪の終わりとともに、一気に日本列島に台風が押し寄せ、そのまま夏まで吹き飛ばしてしまいそうな勢い。 よく「暑さ厳しい8月に東京でオリンピックをやるのはアスリート達に酷ではないか?」という声を良く聞くし、実際、競技者の立場になればその通りだと…

10分間で魅せた最上級のパフォーマンス

リオ五輪の閉会式、引き継ぎセレモニーがあることは過去の大会の記憶やら諸々の情報やらで分かっていたのだけれど、これをやるとは・・・、というサプライズ演出で2020年にバトンが渡されることになった。一国の首相にコスプレをさせたことに始まり、その後…

2016年8月21日のメモ

朝刊の時点で、「日本史上最多メダル」という見出しが躍り、ほとんどリオ回顧モードになっていたのを見て、まだ男子マラソンも新体操も残っているのになぁ・・・と思ったのだが*1、その辺が言霊の怖さか、あえなくメダル数は「41」で止まった。ガチンコ勝負…

2016年8月20日のメモ

いつものことではあるが、五輪が始まってから2週間くらい経つと、どの競技もファイナルモードに突入してきて、堪能しつつも何となく物悲しい気分になる。 特に今回の五輪に関しては、次回がよりによって東京開催、ということもあり、“異国のビッグイベント”…

2016年8月19日のメモ

ニュースとしての価値がより大きな出来事がいくつも起きているのに、それが十分に世の中に伝えられないまま、小さなことの方に報道のリソースが割かれていたりするのを見ると、とても残念な気持ちになる。 吉田選手のニュース一色で塗りつぶされてしまった五…

2016年8月18日のメモ

オリンピックもレスリングの話題で盛り上がり始めると、そろそろ終わり、という雰囲気になってくる。 メダルの数だけ見ると、前回の大会を超えそうな状況だけど、ロンドンの時は、男女のサッカーとか女子バレーのように日程の最後の最後まで残っていた球技が…

2016年8月17日のメモ

台風一過で空晴れ渡り、爽やかな風が・・・というふうにはいかないのが8月の台風の嫌らしいところ。でも、午前中、この時期にしては比較的澄んだ空を見られたのは収穫だった。 小さな球の行方に一喜一憂する日々。 とにもかくにも、ここ数日、数多ある五輪種…

2016年8月16日のメモ

関東地方に突っ込んでくる台風は久々な気がする。 そして、災害が起きるたびに過剰さを増すメディアのアラートが、今日は朝からクドイくらいに響き渡っていた。そのおかげで、いつもなら混んでる時間帯に店に行っても閑散としていて、悠々と飯が食えてラッキ…

2016年8月15日のメモ

さすがにこの時期だから、普段と比べれば比較的緩やかなペースで仕事ができるのだけれど、かといって、悠々自適で定時退社できるほどの余裕があるわけでもない、というのが、もどかしいところではある。しかも慢性的な寝不足という“五輪病”の症状で、少々だ…

2016年8月14日のメモ

つい数日前に「帰省ラッシュ」というニュースをやっていたと思ったら、早くも「Uターンラッシュのピーク」というニュースに接し、日本人のこのせわしなさと、「なぜ他人が移動するタイミングで皆わざわざ同じように動くのか」という問題について、いろいろ頭…

2016年8月13日のメモ

日中の日差しは強いけど、夕方になると例年とは一味違った涼しさを感じる東京の夏。 これだけ過ごしやすければ、無理に田舎に帰る必要もない。正月同様、この時期に首都圏に居残っている人の数が年々増えてきているように思えるのが、“元祖居残り組”(笑)と…

2016年8月12日のメモ

中途半端に祝日ができたせいで、有給休暇を取った(取らされた)人も多かったのか、さすがに今日は電車の中も閑散。 本当は、こういう時の大都会・東京が一年の中で一番快適なのだけど。 ヒラリー・クリントン氏TPP反対を明言 大統領選でドナルド・トランプ…

涙なしには読めない人生ドラマ。

五輪まっただ中に発売されたNumberの908・909・910合併号。 ライター陣が五輪取材に追われている中での発行だけに、「甲子園最強打者伝説」という特集見出しを見ても、最初はいつもの定番企画&五輪増刊号までの“穴埋め”かな、というくらいの感想だった。だ…

2016年8月11日のメモ

数日前にも話題にしたとおり、今回の五輪はちょうど24時間の時差がある国で行われている、ということで、平日だと競技結果の速報は専ら夕刊に掲載されることになり、翌日の朝刊のスポーツ面に掲載されるのは、ワンテンポ遅れた回顧的な記事となってしまうこ…

2016年8月10日のメモ

大会前に誰も予想しなかったようなところで、日本人メダリストが誕生していろんな秘話が出てくる、というのが五輪の面白いところではあるのだけれど、まさかカヌーでそんなことが起きるとは・・・。4年後の会場をめぐって一悶着あった競技だけに(というかま…

いくつもの日々を越えて、辿り着いた金メダル。

男子体操の団体予選、「1位で通過しないと金メダルはない!」と、内村航平選手が頭からかっ飛ばしていくことを宣言していたにもかかわらず、ミスの連鎖でチームが散々な結果に終わった時、「またか」と思ったのは自分だけではないだろう。誰もが認める才能と…

2016年8月8日のメモ

オリンピックも3日目くらいになってくると、だんだんどの種目がどの時間帯にやっている、という感覚もつかめてくる。 「時差24時間」だから、現地で各競技のクライマックスをゴールデンタイムに設定してくれていれば、出社前にちょうど良い感じで観戦できる…

ある書店の最後の日に思うこと。

紀伊國屋書店新宿南店が、今日、20年の歴史に幕を下ろした。新宿という大都会の真ん中にありながら、1階から6階まで広いスペースに書籍がぎっちり詰まった圧倒的な空間を誇り、規模としては池袋のジュンク堂と双璧をなす立派な書店だったのだが、時代の流れ…

2016年8月7日のメモ

昼までゆっくりできる休日、ちょうどメイン競技の時間が地球の裏側の住民の行動パターンにぴったりハマってくれたおかげで、いつになくじっくりと五輪を見られたのは良かったのだが、その裏で高校野球が“いつのまにか”始まっていた。諸々のリソースを考える…

2016年8月6日のメモ

もしかしたら忘れたまま過ぎてしまったかもしれない原爆忌を、地球の裏側のイベントの演出によって思い出す、というのは、本当は凄く恥ずかしいことなのだけど、とりあえず今はそんなきっかけを与えてくれたブラジルの人々に感謝している。 リオ五輪開会式 …

そしてまた夏の祭典が始まる。

気が付けばリオ、である。いつものようにフライングで始まった男子サッカーは、4年前の再現を望んだファンの期待空しく、速報だけ見たら「何の試合だっけ?」と思ってしまうような荒れ模様で幕を開けることになってしまったが、あれだけ得点力不足に苦しん…

2016年8月4日のメモ

消費者庁変革の兆しを感じさせる長官人事 消費者庁の5代目長官に、法務省の岡村和美人権擁護局長が就任する、という記事が出ていた*1。朝日、毎日、産経等の一般紙は「3代続けて女性・・・」という、いまどき何を、という感じの時代錯誤な紋切り見出しで片づ…

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