2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

2020年11月のまとめ

「Go To...」で生まれた活況をぶち壊すかのように再び新型コロナの波が押し寄せ続けたまま終わりを迎えた11月。連日報告される感染判明者の数字を見ると、また新しいフェーズに突入してしまったなぁ・・・と思う一方で、証券市場だけは相変わらず前日までは…

今日の主役はただ一頭、キセキ。

参戦する馬が決まった時から、いったいどんなレースになるのだろう、とハラハラしながら待っていたファンも多かったであろう、第40回ジャパンカップ。前日発売から、大方の予想通り、最強古馬・アーモンドアイ、三冠牡馬コントレイル、三冠牝馬デアリングタ…

日本シリーズが終わった日。

2020年11月25日、という日は、標題のとおり「終わった日」として先々まで語り継がれることになるのかもしれない。単にイベントのスケジュールが終了した、というだけではなく、プロ野球に2リーグ制が採用されて以降長年親しまれてきた球界の一大イベントの存…

掘り返されていく「歴史」の中の記憶。

昨日のエントリーでも触れた通り、今、世の中、そんなに良い状況とは到底言えない。連休中、どこの地域でも病院が閉まっていた、ということで今日出てきた数字はおとなしめだったが、それでも1,200人超。これまでの「休み明け」では絶対出てこなかった数字な…

ここで大切なのは「臨機」。

これまで東京都内の数字だけが目立っていた「感染判明者数」の数字で、他の道府県も負けないくらいの大台に乗せるようになり、これまで何となく一息付けた日曜日、月曜日になっても、依然としてこれまで見たことのなかったような数字で高止まりしている、と…

3たびの快勝がもたらした混沌。

これまでの3場開催が東京、阪神の2場開催に変わった途端に3連休をフル活用した3日連続開催。折しも新型コロナが再び警戒域に突入するのを見計らったように、競馬ファンたちの「Stay Home!」を後押しするJRAの巧みな番組編成にはもはや脱帽するほかない。も…

「NDAを一つにする」よりも、もっと大事ではないかと思うこと。

今年の夏、法務界隈で大きな話題となった「One NDA」。このブログでも期待を込めつつ取り上げていたところだったのだが、その後、多少は気にしつつも、慌ただしさにかまけてほとんどフォローできていない状況だった。k-houmu-sensi2005.hatenablog.comそれが…

「会議体への幻想」を乗り越えない限り、バーチャル総会は決して定着しない。

様々なところで「デジタル化」の動きを加速させようとしている現政権だが、遂に「株主総会」に関しても一歩進んだ領域に踏み込もうとしているようである。 「政府は企業の株主総会について完全なオンラインでの開催を認める検討に入った。物理的な会場を設定…

民法は変わっても変わらぬものがここにあり・・・。

自分ではそこそこの頻度で書き散らかしておきながら、慌ただしさにかまけて他の方が書かれたものはほとんど読まない、というのが自分の長年の習わしだったりするのだけど、最近見つけて思わず目を止めたのが法務系ブログがこちら(↓)である。legalxdesign.h…

どこまでも続いていきそうなカオスの一歩先にあるもの。

今、様々なものがピークに達しつつある。恐れていた「波」は、秋が始まった頃に想像していたのと比べると遥かにゆっくりしたペースではあったが、「Go To」の活況と歩調を合わせるようにじわじわと広がってきた。k-houmu-sensi2005.hatenablog.com先週くらい…

同期の桜はまだ散らぬ。

今年の競馬開催も残すところあと7週。毎年のことではあるが、それまで名声をほしいままにしていた古馬たちの「引き時」が気になる時期でもある。この週末に差し掛かる前に、「ジャパンカップでの引退」を発表したのが、言わずと知れた8冠馬、アーモンドアイ…

「図書館資料と著作権」をめぐる大きな動きを眺めつつ思うこと。

去年までと比べると比較的静かに進んでいる今年の著作権法改正論議。だが、世の中に与える影響は決して小さくない権利制限規定の見直しが、今、急スピードで進んでいる。今朝の日経朝刊に掲載された記事はこちら。 「文化審議会の作業部会は11日までに、図書…

ブランカよ永遠に・・・。

今朝、毎日読んでいる日経新聞の朝刊を開いた。そして、最後の面の下の方に、やはり予告通り(帰ってきた)『ミチクサ先生』の連載が再開されていたのを見て、安堵しつつもため息が出た。そう、今年の2月21日の朝刊紙面から255話、まさに新型コロナがこの国…

走り去るバスには乗れなかったけれど。

週末に大統領が決まり、一気に日経平均が500円以上上がった東京市場から、中国、東南アジア、欧州まで、次々と上げの波が伝播していき、夜も深まり、本家・米国の週明け市場が開いたに戻ったところで、すわ30,000ドル突破か!と思わせるような過激な爆上げ・…

本当に天井がなくなるのは、それがニュースにならなくなったとき、なのかもしれない。

海の向こうでは一大騒動となった大統領選が事実上決着し、国内でも様々なスポーツイベントのクライマックスで湧いたこの週末、普段と何ら変わらずに日程をこなしていたのが我らがJRA、である。来週からは、エリザベス女王杯を皮切りに年末まで「7週連続GⅠ」…

顕在化した「二極化」と、この先に起きるかもしれないこと。

長らく「コロナ不況」一辺倒だった日経紙のトーンもようやく変わり始めた気がする。今朝の朝刊、第2面に掲げられた見出し。 「コロナ下高値、進む二極化 環境適応力で差」 (2020年11月7日付朝刊・第2面) 記事の中身に目を通せば、どちらかといえばまだ「株…

「無駄」の本丸にメスは入るのか?

海の向こうほどではないが、局地的な「改革」路線が様々なハレーションを引き起こしているのが今の我が国の状況というべきか。しばらく続いている「ハンコ撲滅」キャンペーンに対しては、ここに来て事業者団体の巻き返しの動きなども報じられているが*1、個…

青と赤の気まぐれSWING。

大勢が決着したらエントリーを上げようと昨日から待ち構えていたのだが、結局日本時間で2日目の夜に突入しても、残された5州の青と赤は膠着状態が続く。そう、言うまでもなく米国大統領選2020の話。選挙戦が終盤に差し掛かった時期になって、嘘か真か、現職…

「希望」の灯を消さないように。

「文化の日」くらいは文化的なことをしたい、と、珍しくAmazon Primeで映画を2本、さらにいろいろ節目のJBC2020の中継を見つつ、久しぶりの祝日を穏やかに過ごしていたのだが、その流れで、今日のエントリーではしばらく書けていなかったある本の読後所感も…

”Go To "の大罪。

7月から始まっていた「Go To トラベル」に続き、ここに来て話題になる機会が増えている「Go To Eat」、さらに「商店街」やら「イベント」やら、何でも「Go To…」付けて盛り上げろ、というのが現在のお上の方針になっているようである。だが、このキャンペー…

忘れてはいけなかった異次元の強さ。

まだ最後の山となる2カ月が残っているとはいえ、先週まででもうお腹いっぱい・・・といっても過言ではないくらい、何十年かに一度の出来事が満載だったのが今年の中央競馬界。何といっても「無観客」で半年以上施行された、というのが、後にも先にもそうない…

google-site-verification: google1520a0cd8d7ac6e8.html