生活雑事

過ぎ行く年に感謝の思いを込めて。

2020年、という年がまもなく終わろうとしている。世の中で起きた出来事だけ並べれば、世界では米国の政権交代を筆頭に、香港の一国二制度の(事実上の)廃止だったり、タイの王政反対デモだったり、(後忘れてたけどBrexitの離脱条件合意、も入れてよいかも…

ようやく、のクリスマス。

本来なら今日は違うテーマでエントリーを上げる予定だったのだが、配達人の気紛れか、本来届くべきものが届かなかったので聖夜ネタ。状況的には今日も昨日までと変わらない。元々そうでなくても慌ただしかった年末は、一昨年までは存在した貴重な祝日がなく…

「非日常」が思い出させてくれるもの。

今年の夏くらいから、週2回、ちょっとした癒しになっているのが水曜日と土曜日or日曜日のJリーグの試合速報、である。もちろん、こんな時だから、スタジアムに足を運ぶわけにはいかず、テレビ中継をやっているわけでもないのだが、スポーツナビのアプリに登…

止めるのが、遅すぎる。

日に日に増えていく感染判明者数、さらには重症者数、死者数のデータを眺めつつ、もはやあきらめムードになっていた週明け、ようやく吉報は届いた。 「Go To トラベル 全国で一時停止」 もっとも、その記事に接した時、自分は目を疑った。 「政府は14日の新…

師走の洗礼。

毎年のことではあるが、まぁ、標題のとおり。既に月が替わって3日も経ってしまったようだが、正直目が回るくらいの勢いであれやこれやが襲い掛かってくる。元々、比較的のんびりと11月が過ぎていったような年でも「急変」するのがこの月の宿命なわけで、まし…

掘り返されていく「歴史」の中の記憶。

昨日のエントリーでも触れた通り、今、世の中、そんなに良い状況とは到底言えない。連休中、どこの地域でも病院が閉まっていた、ということで今日出てきた数字はおとなしめだったが、それでも1,200人超。これまでの「休み明け」では絶対出てこなかった数字な…

ここで大切なのは「臨機」。

これまで東京都内の数字だけが目立っていた「感染判明者数」の数字で、他の道府県も負けないくらいの大台に乗せるようになり、これまで何となく一息付けた日曜日、月曜日になっても、依然としてこれまで見たことのなかったような数字で高止まりしている、と…

どこまでも続いていきそうなカオスの一歩先にあるもの。

今、様々なものがピークに達しつつある。恐れていた「波」は、秋が始まった頃に想像していたのと比べると遥かにゆっくりしたペースではあったが、「Go To」の活況と歩調を合わせるようにじわじわと広がってきた。k-houmu-sensi2005.hatenablog.com先週くらい…

ブランカよ永遠に・・・。

今朝、毎日読んでいる日経新聞の朝刊を開いた。そして、最後の面の下の方に、やはり予告通り(帰ってきた)『ミチクサ先生』の連載が再開されていたのを見て、安堵しつつもため息が出た。そう、今年の2月21日の朝刊紙面から255話、まさに新型コロナがこの国…

”Go To "の大罪。

7月から始まっていた「Go To トラベル」に続き、ここに来て話題になる機会が増えている「Go To Eat」、さらに「商店街」やら「イベント」やら、何でも「Go To…」付けて盛り上げろ、というのが現在のお上の方針になっているようである。だが、このキャンペー…

ここからが正念場、再び・・・

「ここからが正念場」というタイトルをエントリーに付けるのは、今年に入ってから2度目のことである。前回は2月も末に差し掛かる頃の話。k-houmu-sensi2005.hatenablog.comいま改めて見返すと、見通しが楽観的に過ぎたなぁ・・・と思うことも多々ある一方で…

それでも「テレワーク」は確実に定着していく。

昨日の日経紙朝刊に掲載された「テレワーク」の記事。 「テレワークが新しい働き方として定着する中、仕事の生産性を巡る評価が分かれてきた。コミュニケーション不足の懸念から伊藤忠商事は社員の出社を促す一方、日立製作所などは多様な働き方の選択肢とし…

押し寄せる波に気づかない危うさ。

案の定・・・ではあるのだが、いよいよ最後の波が大きくなり始めた、そんな気がしている。先月の終わり頃のエントリーで呟いた例のやつ。k-houmu-sensi2005.hatenablog.com今のところは、まだ海の向こうの大統領の入退院劇だったり*1、海の向こうの偉大な日…

それは「ローンの組み方」以前の問題。

海の向こうのかの国のみならず、遠く離れた日本まで大統領の一挙一動に振り回される・・・そんな週の始まりになってしまったが、今日、個人的に凄く引っかかったのは、日経紙の1面に大きく掲げられた以下の記事だった。 「定年退職後も住宅ローンを返済し続…

たぶん、これまでで一番ドラスチックで、ドラマチックな季節の始まりの日に。

2020年10月。様々なことが年初のスケジュール通りに進んでいたら、今頃は五輪が終わって各種経済指標が黄信号、赤信号を灯し始め、「長期安定政権」を揺るがす様々な爆弾が火を噴き始める・・・そんな季節になっていたはず。だが現実には、COVID-19という特…

リスク感度を高めることの難しさ。

数日前に、「そろそろ危ないよ・・・」という雰囲気のエントリーを書いたばかりだったのだが、案の定、じわじわと波は来つつある。 「プロ野球阪神は25日、糸原健斗(27)、陽川尚将(29)両内野手と岩貞祐太(29)、馬場皐輔(25)両投手、1軍チームスタッ…

たぶんこれが最後の波だから。

気が付けば一気に涼しくなった。既に9月も終わりに近づいているわけだから、当たり前といえばそれまでなのだが、今年の夏の始まりは遅かったし、8月の終わり頃まで、いや9月に入ってからも35度を超える日が続いていたことを考えると、何とも呆気ない夏の終わ…

疲れたときに読みましょう。

「9・11」という日付を聞くと、何年経っても心がざわつく。そして本来なら秋の夜長、当時を振り返っていろいろと考えに耽りたくてもそれを許さないのが、この季節のスピード感でもある。世の中のペースが緩みがちな7月、8月を超えて一気に様々なものが動き出…

備えるべきは「次」だ。

「伊勢湾台風以来」という触れ込みで、まだ遠い南の海にいる頃から最大級の警戒をもって報じられてきた台風10号。週末から今日にかけて、直撃が予想された九州地方だけでなく全国各地に緊張が走った最初の一撃は去った。もちろん、誰もが全く無傷で済んだわ…

その差は歴然。

今日、9月1日から始まったのが、「マイナポイント事業」なる官製キャッシュバックサービスである。昨秋からしばらく行われていた電子マネー、クレカのキャッシュバックも、国が旗を振る施策としては相当大胆だな、と思ったものだが*1、今度の施策は、これま…

一つの時代が終わった日。

午後2時くらいに、突如としてNHKの速報で流れた「安倍総理、辞任」の報。総理会見で自身の体調についても言及する、という話は数日前から出ていたし、それ以前からの「健康不安」報道とも相まって、何かしらかのバッドニュースが出ることを想像していた人は…

「ワクチン確保」の報を手放しでは喜べない理由

一時はどうなるかとおもった新型コロナ「第2波」も、常夏の大熱波には勝てなかったのか、ここにきて徐々に収束の兆しを見せつつある。4月、5月の「第1波」騒動の時と同様、何か決定的な手を打ったわけでもないのに、何となく収まっていくところがいかにもこ…

"Go To" はどこへ行く?

ふと気づけば世間はいわゆる”お盆”のシーズンに入ったようで、今年のこの状況下においても、多少は街を歩く人の数、都市圏の電車に乗っている人の数は減ったような気がする。自分の場合、元々帰るような田舎はなく、一年で一番、移動の交通費も宿泊料金も高…

1000の壁を超え、我らはどこに行くのだろう?

じわじわと増えてきた新型コロナウイルス感染判明者数/日は、7月29日、遂に1000人の大台を超え、さらに週末にかけて1300~1500人くらいの大きな数字をコンスタントに出し続けている。これまで一人も感染判明者を出していなかった岩手県内でも、とうとう感染…

ここからの負のスパイラルを止められるか?

思わぬ形で「第2波」が来ている。長く続いた「緊急事態宣言」の反動で、人が街にどっと繰り出すようになった6月初め頃の光景を見た時から、そこはかとない不安は抱いていたし、東京都下でじわじわと出現するようになってきていた感染判明者が「夜の街」のイ…

ホントは旅人が悪いわけじゃない。

東京都下での感染者数急増に始まった新型コロナ”第2波”騒動は、ここ数日の間に、あちこちで伝えられるクラスタ情報とともに、すっかり全国へと広がる気配を見せている。そして、そんなタイミングに、そうでなくても一部業界のゴリ押しをうかがわせる「繰り上…

いつのまにか七夕、でも株主総会2020はまだまだ続く。

都知事選で現職知事が圧勝したのもつかの間、週が明けても東京都下の感染者数は100人の大台を超えたところで横ばいが続き、まだ終わっていなかった「第1波」がじわじわと盛り返してきている。小池知事が連呼した「夜の街」のインパクトが強すぎて、”自分には…

7月の洗礼。

月が変わって愛用している某航空会社のカレンダーをめくり、「何となく華やかな写真だな・・・」と暫しぼんやり眺めてから、ハッと気づいた。その写真は、夜空に鮮やかに浮かぶ大輪の花火、そして輪の数は5つ。そういえば今月は、新型コロナウイルスが猛威…

猛烈なスピードで動き始めた世の中と、報じられる世界とのギャップと。

「緊急事態宣言」が解除された後も、先週くらいまでは、まだどことなく停滞ムードがあった世の中だが、今週に入ってから、 「正直、息を付く暇もないくらい忙しくなった」 という人はかなり多いのではなかろうか。かくいう筆者自身、先週の後半くらいから、…

本当の「ノーマル」を取り戻せる日は来るか?

今月初めに突如として打ち出された「東京アラート」は、どうやら、レインボーブリッジを赤くライトアップするための一過性のイベントに過ぎなかったようだ。未だに都内では、連日、20名前後の新規感染判明者が出ているし、一足先に”緩和”に舵を切った国々で…

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