Number634号「特集〜猛虎の魂。」

先日も書いたとおり、
こういう特集には目がない自分である*1


ちょうど10年ほど前、同じNumberで、
すでに「史上最弱」との呼び声があがっていたタイガースの特集が
組まれていたのをふと思い出した*2


あの頃学生だった自分は、
負けても負けても、日々勝敗を気にせずにはいられず、
この時期になったら、和田が首位打者を取れるかどうかしか、
ニュースになるような出来事はないにもかかわらず、
スポーツ新聞をくまなく見つめ、少しでも明るい話題はないものか、
と目を血走らせていたものだ。


一昨年、ファンになって初めてのリーグ優勝*3を味わってからは、
昔ほど勝ち負けに興奮を感じなくなったが、
それでも、テレビに出ていれば、力入れて応援したくなる自分がいる。
選手が変わっても、どこかしら虎のDNAは残っている。

でも、強くなりすぎて戸惑う気持ち、みんな同じなんだな・・・としみじみ*4



大巨人軍様の無駄な抵抗も今日は止んだようだし・・・。

*1:もう10年近く買い続けている雑誌なので、別に特集につられて買ったというわけではないが。

*2:本当の地獄はその後に訪れたのであるが・・・

*3:自分が縦縞に情熱を捧げだしたのは「1986年」からである。

*4:山藤章二北原亜以子井上章一「特別座談会・2005年、阪神ファンはいかにあるべきか。」Number634号80頁(2005年)

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