電子マネーを日常生活で使うことなんて当分ないだろう、
と思っていた自分だが、
先日、酔った勢いで、
財布の中に入っていた某航空会社のマイレージカードにチャージしたのを
きっかけに、電子マネー生活が始まった。
何と言っても、「Edy」のあの「シャリーン」という電子音が、
耳に残って離れない。
あの音が聞きたいがために、コンビニをセブンイレブンからサンクスに代え、
コーヒーはタリーズからプロントに。
以前、某鉄道会社の「Suica」の電子マネー実験に参加したことがあるのだが、
精算する時に出る音が、改札で聞く音と同じで、
かなり拍子抜けした記憶がある。
1000万枚以上の発行枚数を誇るSuicaよりも、
Edyの方が電子マネー戦線で優位に立っているのは、
先行の利だとか、営業力の差だとか、
いろんな要因があるのだろうが*1、
「シャリーン」と「ピッ」の差も結構大きいように思う。
ちなみに、今後電子マネー市場に新規参入する会社が、
あの「シャリーン」音を使った場合にどうなるか。
アメリカだと、音も商標になるので、
インテルの「チャラリラ」みたいな商品イメージと直結する音は、
ちゃんと商標で保護されているのだが、
日本では、「音」で商標登録することはできない。
強いて法的に差止根拠を求めるとしたら、不正競争防止法あたりか。
音が「商品等表示」にあたるかどうか、
裁判所が判断した事例は(たぶん)ないと思うので、
何ともいえないが。