福田健二

ついでにスポーツネタをもう一つ。


少しブログ界でも話題になっていたようだが、
Numberの前号(636号)に、
かつてグランパスFC東京に在籍していた
FW福田健二に関するノンフィクションが載っていて*1
そこに書かれていた彼の生い立ち、
そしてサッカー選手としての「原点」が鮮烈な印象として残った。


かつて、松本アルウィン(市原戦)で、
FC東京時代の彼のプレーを見たことがあるのだが、
その頃はまだ、日本代表候補として名前が挙がっていた選手だったにもかかわらず、
さほど印象には残っていない。


一応地元選手(習志野高出身)なので、
もっと肩入れしても良かったはずなのだが、
気が付かない間にちょっと活躍して、いつの間にか消えていった・・・、
そんな自分にとっては数多くいる選手の一人だった。


だが、スポーツに限った話ではないが、
ノンフィクションノベルスの凄さでもあり、恐ろしいところは、
そんな人に対する見方が一瞬で変わってしまうこと。
今回もそう(悪いほうに変わったわけではないので良いのだが)。


とりあえず、興味を持ったのでいろいろ探していたら、
本人の「公式ウェブサイト」が出てきたので、のぞいて見た。
http://www.kenji-fukuda.com/


かなり不定期ながら、
日記を地道に(&ささやかに)更新し続けているあたりが、
何となく微笑ましい。


次に彼の記事が載るのがいつになるのかは分からないけど、
(決して今後取り上げられることはないのかもしれないけど)
しばらくは目を離さずに見ていたいプレーヤーである。
(・・・と言っても日本に住んでいる限り、限界はあるのかもしれないが。)

*1:小宮良之「ナンバーノンフィクション18・遺書」Number636号94頁

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