愛知万博閉幕

自分も夏休みに入る頃見てきたが、
なかなか面白いイベントだったと思う。


日立グループのパビリオンを除けば、
「これはスゴイ!」と思わせる出し物はなかったのも事実で、
その他の企業パビリオンの中には、子供だましのものも多かったから、
高度なテクノロジーを期待して行った人は、
多かれ少なかれ失望感を感じた人も多いと聞くが*1
子供の頃には博覧会の出し物にすらなってなかった高度な技術が
世の中にあふれている今、
テクノロジーだけで感動を得るのは、さすがに難しいだろう。


それより、外国館まで手広く廻って、
フランス人のシニカルな演出だとか、
イタリア人の洒落っ気だとか、
アメリカ人の楽天主義だとか、
そういうのを楽しんだ人が、今回の万博では「勝ち組」ではないかと。


外国館を手広く廻るのも、
それはそれで大変だったけど・・・*2


個人的には、愛知の山の中に1、2日行っただけで、
何となく浮かれたお祭り気分になれて、
ついでに世界一周旅行した気分になれたから満足(笑)。


ちなみに、名古屋の会社の法務部に勤める自分の友人は、
弁護士接待にかこつけ、会期末、20万の人ゴミを横目に、
VIP待遇で人気パビリオンを見まくったそうで・・・*3

*1:三井東芝とか超伝導リニアのように、並んだ割には・・・というのが多かったので、なおさらだろう。

*2:いつも以上に、各パビリオンを攻略するための戦略性が求められる万博だった。あと、前評判と実際に行った人の評価が極端に分かれるパビリオンが多かったのも今回の特徴だったかと。

*3:東京にいると、みんな日常的にイベントに慣れているせいか、なかなかそういう美味しいチャンスが回ってこないのが悲しいところ。

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