中山信弘先生還暦論文集

ある意味、知財の業界で仕事をしている人間にとっては、
垂涎ものの書が世に出ようとしているのだが、
あまり話題になっていないようなので、
以下、紹介する。

『知的財産法の理論と現代的課題−中山信弘先生還暦記念論文集』
相澤英孝・大渕哲也・小泉直樹・田村善之=編
A5判上製 700頁
予価:9500円(税475円)
近刊 2005年12月上旬刊行予定
紹介サイト
http://www.koubundou.co.jp/books/pages/kbn2254.html

知的財産法の理論と現代的課題―中山信弘先生還暦記念論文集

知的財産法の理論と現代的課題―中山信弘先生還暦記念論文集


現在全国各地で活躍されている
中山教授門下の若手助教授陣から、
田村教授、相澤教授、小泉教授といった、
“東大学派”の中堅研究者まで、
そして、大渕教授や高林教授といった実務出身の
高名な先生方が名を連ねる。
「関連分野」で執筆されている先生方も、相当豪華な顔ぶれである。


還暦論文集や、古稀論文集といった“記念本”は、
発売から少し時間が経つと、書店にはなかなか置いてなかったりするし、
置いてあったとしても、よほど気合の入った人間じゃないと、
手が届かない値段だったりするので(・・orz)、
“アマチュア”である我々が、個々の論文を目にする機会は少ないのだが、
図書館で借りて、じっくり読んでみると、
「大衆向け雑誌ではかけない」鮮烈な論文が納められているのを
時々目にすることもあって、
紹介サイトの文を借りるまでもなく、“旬”の先生方の論文が収納された
今回の論文集にも、非常に期待は大きい。


あえて難があるとすれば、「税込9,975円」という価格であるが、
とりあえず、会社の書籍費が余っていることに気付いたので、
少し工作してみることにしよう(笑)。
市販のとんでもハウツー本を買うよりは、得るところは多いと思うので。


とりあえず、本屋で見かけたときに衝動買いように、
しばらく、知財本コーナーには寄らないでおくか・・・*1

*1:ま、ボーナス時期に合わせて発売するあたりは、弘文堂もさすがである。

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