第25回ジャパンカップ。
先週の時点では「日本馬に出る幕はないかも」と思っていたのだが、
外国馬も強調するには今一歩、という状況で、
結局本線で残したのは、
⑥ウィジャボード、⑧ゼンノロブロイ、⑩ヘヴンリーロマンス、
⑭アルカセット、⑯ハーツクライ、あたりまで。
展開的にも、速い流れになるのは見えていたので、
そうそう番狂わせは起らないだろう、と読んでいたのだが、
実際そのとおりの極めて“順当”な結果となった*1。
勝ちタイム2分22秒1。
ついにホーリックスの時代が終わったかと思うと、感慨深い*2。
もっとも、ヘヴンリーロマンスとウィジャボードの牝馬2頭は誤算。
ウィジャボードに関して言えば、外国馬だけにあきらめも付くが、
ヘヴンリーに関しては、「前走は展開の綾だけではない」、
と思っていただけに、かなり落胆。
展開予測からすれば、
ハーツクライは当然上位に置いてしかるべきだったのだが、
このレース、過去10年で、前走5着以下敗戦馬が【0 0 0 34】
という、恐ろしいデータがあり、
それを信じて、評価を下げたのが裏目に出た感がある*3。
8年前に、札幌記念1着から天皇賞直行で優勝した牝馬のJCの着順を
中途半端に覚えていたのも、状況を悪化させてしまった。
最終レースに、休養明けの6歳牝馬・レディーシップ*4が
出ているのを見て、思わず買ったのが吉と出たり、と、
競馬が“記憶のスポーツ”であることに変わりはないのだが、
こと、GⅠに関しては、同じ戦法はそうそう何度もはまるものではない。
結局、秋のGⅠ戦線は、回収率115%程度。
しばらくお休みして、有馬記念まで待つことにしよう・・・。
*1:入線した瞬間は、3連複を当てた!と喜んでいたのだが、よく考えたら、上位人気3頭・・・。当然配当も付かず。
*2:20年近く昔に、こんなタイムを叩き出していた馬(しかも同タイムのオグリを入れると2頭も!)がいたこと自体、奇跡に近かったのであるが・・・。
*3:結局のところ、今年の天皇賞(秋)の“異常さ”を証明してしまった感がある。外国馬を抜いて順番をつければ、ちょうど1ヶ月前に想定されていた結果になりそうである(リンカーン、サンライズペガサス、スズカマンボ・・・、ちなみにマンボは柏木集保氏が本命に挙げていたため、自分も買ってしまったのだが・・・orz)。
*4:3歳時にはフラワーC3着、上位レーティングにも入っていた馬である。