『古畑任三郎』

昨年末からかなり話題になっていた最終シリーズ。
とりあえず、全部録画して観た。
(以下、まだ観てない方もいると思うので、ネタバレは最小限に。)


トリック自体は、
3日の回が一番良く出来ていたように思う。


犯人の藤原竜也を捕まえて終わり、
ってことで普通は終わるところだが、
さらに黒幕がいる、という設定にするとは・・・


冒頭に出てきた15年前の事件、っていうのも気になっていたし、
特別編にしては犯人がいともあっさり追い詰められていくな、
とは思っていたのだが、
古畑のいつものパターンに乗っかってるうちに、
最初の方のいくつかの伏線を忘れてしまっていて、
見事に騙された感あり。
お見事。


4日のイチローの回は、
さすがに“フェアな殺人者”という設定に無理がありすぎ。
“嘘をつかない”という設定にすることで、
イチローのブランドイメージに配慮したのかもしれないが、
“犯人はお前だろ”“はい”という会話ができてしまう相手を捕まえるにしては、
無駄に時間をかけすぎのような気がする(笑)。
犯行自体も無駄に“穴”が多いし。


向島さんが準主役だったのと、
イチローが、前評判どおりの芸達者ぶりを発揮していたので、
一応は満足。


5日の最終回、
双子の姉妹と言う設定を聞いた時点で、
想像したとおりの展開になってしまった(笑)。
伏線も結構ベタだったし。
これも、松嶋菜々子が出てくること自体に意味があったのだろう。
ま、彼女の美しさだけで十分だったのだが・・・。


連続ドラマシリーズの方は、
最後の方はだいぶバタバタになってしまっていた『古畑任三郎』だが、
2時間ドラマ枠でやると、いろんな伏線を織り込んでも、
しっかりまとまった作品になるところが、
さすが三谷幸喜、といったところだろうか*1


これでシリーズが完結してしまうというのは、
残念な限りである。


はてな」の解説を見ると、
これまでの全放映回の記録があったりして、なかなか懐かしい。


DVDでも買ってみようか・・・。

*1:今泉と西園寺と古畑の“三角関係”の妙のあたりも、連続ドラマシリーズだと、はっきり言って消化不良だったのだが、長い時間の枠でやると、ちゃんと面白さが生きてくる。