トリノ五輪実況(その8)

日曜日未明。久しぶりに実況モード。

願いを乗せて、飛んでくれ!

ただ今、ジャンプ・ラージヒルの決勝2本目。
気まぐれな風のせいで、伊藤大貴選手が1本目敗退、
葛西紀明選手も失速の憂き目を見たが、
岡部孝信選手は、まだ上位が狙える位置。


夜更かしをしたにもかかわらず、
さっきまで見ていたスピードスケートでは、
今井裕介選手含め、枕を並べて討ち死にした姿を見せ付けられた後だけに*1
ここはいい“絵”を見たい。


葛西選手、2本目128メートル・・・1本目がもったいない。


うーん、残念・・・。

結果、岡部選手8位、葛西選手12位。
一戸剛選手も2本目で失速。


勝負自体は非常に見ごたえがあって、
最後の2人、オーストリアのモルゲンシュテルン選手と
同僚のコフラー選手が次々に140m級ジャンプを連発したあたりは*2
なかなかスリリングだったが、
不利な追い風条件は変わらないのに、
これだけ結果に差が出てしまうところを見ると、
やはり力の差、といわざるを得ない。


朝になれば、残念、残念の大合唱なのだろうが、
「大健闘」の方がタイトルとしてはふさわしいように思う。


ジャンプも残すは団体のみ。
日本首脳陣が、“最後の一枠”に誰を使ってくるか、が見物。


ちなみに、今夜の成果は、録画ではあったが、
カーリングの日本チーム。
優勝候補のカナダ相手に、スキップ・小野寺歩選手が
スーパーショット連発。


針の糸を通すようなコントロールで、
敵方のストーンをはじき出すサマは、
懐かしのビリヤード漫画を思い出す(笑)。


星的には厳しい状況なのだろうが(カナダに勝って2勝3敗)、
NHKには、是非ともLIVEで放映していただきたいものである。


あと、数日前に取り上げたコステリッツ選手が、
アルペン女子複合で、逆転の金メダル。
オリンピックで5個目の金。やっぱりしっかり決めてくる。


もっとも、体調は相変わらずのようで、
スーパー大回転は欠場の見込み。
こうなったら狙うは「出場全種目で金メダル」ですな・・・。

*1:スタートダッシュで勝負している中嶋敬春選手がスタートで躓いてしまうあたり、各選手に相当の気負いがあるのだろう・・・。

*2:結果、1本目2位のモルゲンシュテルン選手が逆転の金メダル。

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