オシム・ジャパン初黒星

「サッカーの日本代表は3日、アジア・カップ予選A組をアウェーで戦い、サウジアラビアに0-1で惜敗、オシム監督就任後3戦目にして初黒星を喫した。」(日経新聞2006年9月5日付朝刊・第37面)

試合そのものを見ていないので、
あくまで推測の域を出るものではないが、
オシム監督にとってこの黒星は、
初めから織り込み済みだったのではないか、
と思わせるフシもあったようである。


何せ、サウジ、イエメン、インド相手に
2位以内に入れば本戦に出られるわけで、
アウェーで一変の恐れがあるイエメンに
足元を掬われさえしなければ良い話。


で、中東ラウンドの2戦目がイエメン戦とくれば、
ピークをどこに持っていくかは自ずから明らかなわけで。


動きの激しいオシム戦術は、
前任者のポゼッション・サッカーに比べると、
リスクが大きいのも確かで、
見る側としても、スリリングな快感と表裏一体の恐怖を
これから何度となく味わうことになるのだろうけど、
まぁ、ここは何とかしてくれるだろう、と信じている。

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