NY同時テロから5年

ついこの前の出来事のように思っていたのに・・・。
ほんと、時が経つのは早いものだと思う。


あの日は確か、
友人のグダグダを聞かされながら繁華街を梯子、
泥酔状態で行き着いたスナックで、
お店のお姉さん*1
他愛ない会話を交わしながら、
ビルに飛行機が突っ込むシーンを繰り返し眺めていたはずだ。


店のモニターに映ったその光景を見て、
「これって、何の映画?」という感想しか抱けなかった
哀しい酔っ払い。


ことの重大さに気付いたのは、
深夜に自分の部屋に戻って、
当時話題のフェイ・ウォンのドラマが、
なぜか不可思議な時間に放映されているのに気付いた時であった*2


もっとも、東京での出来事さえ、
はるか遠い世界の出来事のように感じられたあの頃の自分には、
海の向こうの話が現実世界の話だと気付いた後でさえ、
しばらくはリアリティを感じられずにいたのだけれど・・・。


********


9・11以降、そして今でも続いている惨劇に目をやったとき、
9・11の犠牲者だけが特別な存在であるわけではない、
と自分は思う。


だが、あの日、何ら罪のない人々の命が失われたことに
変わりはない。


だから、失われた命、無念の思いへの弔いとして、
いつか、9・11が“究極の平和”に向けての始まり、
と評価される日が来ることを今は願うのみである・・・。

*1:俗にママとも言う(笑)。

*2:正規の放映時間に特番が入ったせいで、深夜帯に押し出されたのである・・・。

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