ハチクロ、アニメ版も完結。
コミック連載終了→最終巻発行→テレビ放映終了、
ときれいに平仄を合わせたのは立派だが、
犠牲になったものもそれなりに多かったようで、
最終回でも、ところどころ原作のエピソードが
端折られていたりした・・・。
でも、やっぱりラストシーンはいいですな。
オレはずっと考えてたんだ
うまく行かなかった恋に 意味はあるのかって
消えて行ってしまうものは 無かったもの と同じなのかって・・・
今ならわかる 意味はある あったんだよここに
いやぁ、そう悟るには早すぎるだろ・・・(笑)、
という突っ込みはさておくとしても、
ラストからエンディングにかけてのほのぼのとした香りが、
旧き良き時代のジブリの作品(大人版)を彷彿させて、
個人的にはお好みであった。
それにしても・・・
意味はあったのかなぁ・・・。
学生時代のいろんなエピソードが、
自分にとってプラスになったのか、そうでないのか、
10年近く経っても良く分からない。
今あの時代に戻ったら、
また同じことをするのか、それとも全く違う道を生きるのか、
それさえも決められない。
ただ一つ言えることは、
時間の流れは記憶を風化させる、
という事実、それだけである・・・。