何だかなぁ・・・

最終グループ滑走者であるにもかかわらず、
サラ・マイヤー選手の演技を放映しなかったテレビ朝日よ。


逝ってよし!(怒)。


計算したら、フリーは浅田真央選手より点数高いんだし、
常識的に考えて流すだろ、普通・・・。


そりゃ、安藤美姫選手の演技の後に、
知らない外国人の演技が入ったら、
普通の人はチャンネル変えるかもしれないけど、
だったら、一言視聴者に断るなり、
(録画なんだから)ダイジェストでもいいから流すべきだろうに。


この局、この先のGPシリーズの放映権も握ってるようだが、
とりあえず、隣の佐藤有香さんのさりげないフォローなくしては
まともに実況もできないアナウンサーともども、
次戦までに改善を求めたい!


・・・と、偉そうな御託を並べたところで、
本日の感想は、このエントリーのタイトルのとおり。


浅田真央選手は、
SP首位&最終G第1滑走のプレッシャーか、
最初のジャンプがシングルアクセルになって以降、
ジャンプ飛ぶたびに予定より1〜2ランク落ちてく感じで、
まぁこんな日もあるのだろう、というしかない。


キミ・マイズナー選手は、
フラメンコのリズムに合わせて、
きっちりまとめてきていたとは思うが、
世界選手権の時の演技には程遠かったかなぁ、と。
それは地元にしては伸びなかったスコアからもうかがえる。


ジャンプはきちんと飛んでるし、
合間合間のスケーティングもきっちりやっているのだけど、
あの国の偉大な先人たちと比べると、
まだまだかわいそうだなぁ・・・と思ってしまう。


そして安藤美姫選手。

この人の演技を結果知らずに見ていたら、
点数出るまで逆転優勝できると思わなかったんじゃないだろうか。


確かに、最初の3-3コンビネーションは圧巻だったし、
それ以外に大きなミスもなかったのだけど、
ステップのあたりからかなりドタバタ感が・・・。
最後のスピンなんて無理やり曲に合わせてる感ありあり。


新採点方式のメリットをうまく活かして、
高い技術点で押し切った形だけど、
五輪の荒川静香選手(125.32点)を上回る125.85点、
というフリースコアに相応しい演技だったかと言われれば、
クビを傾げたくもなるわけで*1


しかも、大きなジャンプを前の方に持ってきていて、
最初のジャンプで失敗したらそれで終わってしまいそうな
プログラム構成だっただけに、
むしろ終盤にコンビネーションジャンプを持ってきていた
浅田舞選手の方が、完成度を高めていくと
面白いんじゃないかと思えてしまう*2


・・・と言うわけで結論。


やっぱり日本のエースは、
村主章枝選手ですな(笑)。


次回のカナダGPを楽しみに・・・。

*1:技術点が男子並みの70.73点だったのに対し、演技点はマイズナーより低い55.12点。筆者の主観では、浅田真央選手の方が良かったような気もした。

*2:良く考えたら、舞選手、初のシニアツアーで最終グループなんてなかなかのもの。ジャンプはかなり失敗していたが、それでもエミリー・ヒューズ(こっちもジャンプは酷かったが)より高い技術点を出していたし、この先知名度が上がって、演技点をもらえるようになってくれば、世界選手権で入賞圏内に食い込むのも、夢ではないと思う(その前に国内の代表選考を勝ち抜く方が大変そうだけど・・・)。

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