「旧司法試験、より狭き門に」

法務省司法試験委員会は9日、2006年度の旧司法試験の最終合格者549人を発表した。今年度から新司法試験を並行して実施し始めたため、旧試験の合格者は前年度よりも915人減らされ、合格率は1.81%と前年度(3.71%)よりはるかに狭き門だった。すでに発表された新司法試験と合わせた今年度の合格者数の合計は1558人と過去最多だった。」(日経新聞2006年11月10日付け朝刊・第42面)

合格率=難易度ではない、というのは
各種入試の世界では半ば常識的に言われていることなので、
「狭き門」である旧試験の方が、「広き門」である新試験よりも
本当に受かりにくかったのかどうかは、
実際に同時期に両方受けた人に聞いてみないと分からんのではないか
と思うのだが*1
どっちのルートで受かったにせよ、
合格者が手に入れるものは、
常人には決して手に入れられない“パスポート”であることに
変わりはない。


ゆえに、この日、“天国”を味わった方々には、
心から祝意を表したいと思う。

*1:そして、実際に同一年に両方受ける人は皆無だろうから、その答えは永遠に出されることはないであろう。

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