年末年始の総括

結局、プライベートで計画していたコトの半分もできずじまい、仕事もほとんどはかどらないという最悪の状況で、新しい年の始業を迎えならねばならないと言うのが何とも切ない。


ボーっとしているならしているで、テレビ三昧の日々でも過ごしていれば、また正月ネタで何か書けるのであるが、今年はスポーツ実況を除いてほとんどテレビも見なかった。


それでも、自分が見た範囲で触れておくならば、
まず紅白歌合戦OZMAの件(笑)。


小林幸子OZMAのところだけは、ネタのために見ておこうと思ってチャンネルつけてたのに、他人に教えてもらうまでバックダンサーの衣装にまで気がつかなかった、って一体・・・(汗


でも、後で確認したが、そんなに目くじら立てて抗議電話かけるほどのものなんだろうか?*1
裏では裸の取っ組み合いを延々と流していたりするわけだし(それは違うかw)、そもそも教育上云々という話をするのであれば、OZMAが出てきた時点でチャンネルを変えるべきだろう(少なくともあの曲は子供に聞かせられるような代物じゃない(笑))。


視聴率は伸びず、抗議は殺到で、端から見ているとNHKも気の毒だなぁ、と思うのであるが、ある程度歳をとってくると、ああいうシンボリックな番組は、内容がどうだろうが、自分が見ようが見まいが、あった方が世の中落ち着くんじゃないかと思ったりもするので、この程度のことで“偉大なるマンネリ”が消えないよう願うのみである*2


続いて年明けに見たスポーツ中継に関していくつか。

天皇杯サッカー決勝

ああ、これでレッズ勝っちゃうのね・・・という展開が、いかにも寂しかったが*3岡野雅行選手が未だ健在、というのが分かったのは、ちょっと嬉しかった(代表にいた頃よりも何か巧くなってる気が・・・)。

箱根駅伝

例年通り実況アナウンサーの無駄に盛り上げようとする「演出」が耳障りだったが、特にうるさかった復路で、スタジオから比較的冷静な突っ込みが時々入ったのがグッジョブ、という感じであった。


混戦混戦といわれていたわりには、順天堂大学が10区間中4区間でトップ、うち2つ区間新の完全優勝だから、収まりも良かったのかな、と思う。
ただ、昔のように1年から4年までエントリーして必ずどこかで見せ場を作る*4、といった傑出した選手は年々減っている印象がある*5
それだけ全体のレベルが上がっているといえば聞こえは良いのだが、今のところその“レベルアップ”が陸上界にどこまで貢献しているかといえばまたそれも疑問なわけで、「駅伝」の放送用スポーツコンテンツとしての魅力が高まれば高まるほど、競技としての質が危うくなっていくのではないか、という問題意識は、やはり出てくるのではないかと思うのである。

高校サッカー

こちらはまだまだトーナメントが続くのだが、個人的には千葉県代表(八千代)が前年優勝・野洲高校のセクシー・サッカーを粉砕した今日の結果はなかなか痛快であった。チームカラー的にもかなり攻撃的であるように見受けられるし、PKにとにかく弱かった某市立高校と違って、1回戦、2回戦とPK戦もきっちり制してきているから、この先も楽しみだ。


背番号10・米倉選手はジェフ入りが内定しているようで、これも羽生大先輩を大事に育てたおかげかと思うと、相変わらずオシムさまさま、といったところだろうか・・・*6

*1:・・・っていうか、この手のニュースを聞くたびに、世の中にはいちいち抗議したがるヒマな人がいるんだな、という感想しか出てこない・・・。

*2:そもそもスポンサーのご機嫌伺いをする必要のないNHKが視聴率なんぞを意識する必然性はないのだから、視聴率が一桁になっても続けていただきたいものだと思う。紅白あっての“裏番組”なのだから(笑)。

*3:裏返せば、ガンバというチームの体質を如実にあらわしていた試合だったと思う。

*4:そのうち1年くらいは大凡走が混ざったりすることもあるが

*5:例えば昔の早大の渡辺、YGUのオツオリ、駒大の藤田、順大の三代といったあたりの選手。

*6:かつては某市立高校の選手を大量獲得していたのだが、せっかく送り込んだ選手(元得点王の森崎とか、キャプテン秋葉、式田といったあたり・・・。)が次々とクビを切られていくのを見た学校側(というか布前監督)が業を煮やしたらしく、今では全く入団してこなくなってしまった。まぁ、厳密に言えば羽生選手も大学出身選手なので、自前で育てたとはいえないのかもしれないが。

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