今日の共同通信杯。注目されていた1番人気、フサイチホウオーが今回も勝って、これでデビュー4連勝。
前走のラジオNIKKEI杯2歳Sに続くタイム差なしの辛勝で、ダイレクトキャッチが外から猛烈に追い込んできた時は、“ついに敗れたか!”と一瞬思ったものだが、“ここぞ”というところでしっかり粘るこの馬&アンカツのコンビはやっぱり強い。
年明けてからの他の馬の伸び代次第であるが、このまま行けば皐月賞・ダービーの2冠達成も俄然楽しみになってくる。
同じく注目されたニュービギニング(ディープの弟)は、4角絶好のコーナーリングだったように思えただけに、内を突き切れなかったのが何とも残念*1。ただ、これで見切りをつけるには早いだろうし*2、所詮父親はSSじゃなくてアグネスタキオンだから・・・的な論評タキオンにあまりに失礼なので勘弁願いたいものだと思う。
なお、2着と惜敗したダイレクトキャッチ。ここ2戦の戦績はたいしたものではないのだが、これは距離のせいか(敗れた2戦はいずれも2000m戦)、それとも右回りのせいか(敗れた2戦はいずれも中山)、今後見極めが必要かもしれない。
それにしても、上位入線馬の父親の名前に、ジャンポケ、タキオン、ナリタトップロード(5着入線・インパーフェクトの父)といった名前を見ると、時代は一巡りしたのだなぁ・・・とシミジミ感じる。スペシャルウィーク(ダイレクトキャッチの父)なんてもはやベテラン種牡馬の域に入ってるんじゃないだろうか・・・。