21世紀COE知的財産研究叢書

第1弾が公刊されてからしばらく途絶えていた、北大COEの叢書の続刊が登場するらしい。


稗貫俊文『市場・知的財産・競争法』

市場・知的財産・競争法 (21世紀COE知的財産研究叢書)

市場・知的財産・競争法 (21世紀COE知的財産研究叢書)


青木博通『知的財産権としてのブランドとデザイン』


特に、青木博通客員教授の本は、目次を見ると、「商標の現代的諸問題」として、「商標の普通名称化」、「周知・著名商標の保護強化」、「小売サービスに関する商標の保護」、「地域団体商標制度と模倣対策」、「キャッチフレーズの構成からなる商標の保護」、「インターネットと商標の現代的展開」、「商標権侵害の基準「商標的使用態様」」、「商標・不正競争事件におけるアンケート調査」・・・etc、と興味をそそられることこの上ない。


問題があるとすれば、7,140円という、大渕基本構造論、中山還暦に負けるとも劣らない価格の点なのだが(この辺が貧乏リーマンの悲しいところ・・・(涙))、社の予算不足により今年度は受講不可能となってしまった某セミナーの受講料に比べればそれでも格段に安いので、ここは一つ書籍費管理人としての権限をフル活用して、わが職場の書棚の“企業法務戦士コレクション”の一つにさせていただくほかあるまい・・・*1

*1:いくら高いとはいえ、瞬間的な消費で諭吉が飛んでいくのも稀ではない今日この頃(例えば東京−名古屋間の新幹線料金など)、諭吉でお釣りが返ってくる程度の価格であれば、ポケットマネーを使うことになったとしても、決して惜しくはない買い物だと思われる。自分の部屋の書棚にも一冊置きたいところだし、ここはいっちょ奮発してみるか。。。

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