春の桜花賞トライアル第2弾、報知杯フィリーズレビューを阪神JF2着のアストンマーチャンが快勝。
チューリップ賞の「2頭ぶっちぎり」ほどのインパクトはなかったが、それでも2着に2.5馬身差、勝ちタイム1分21秒台というのはなかなか見事なもので、今季出遅れている武豊騎手にとっても、アドマイヤオーラ(弥生賞)に続き、ようやくクラシック戦線の手駒が揃った、というところではないだろうか。
これで牝馬クラシック第一弾に向けて、ウォッカ(四位騎手、父・タニノギムレット)、ダイワスカーレット(安藤勝己騎手、父・アグネスタキオン)、アストンマーチャン(武豊騎手、父・アドマイヤコジーン)と役者が出そろって三つ巴の様相となってきた。
アストンマーチャンにしてもウォッカにしても、短距離血統色が濃い馬だけに*1、最初の一冠を何としてでも取りたいところだろう。
逆に、ダイワスカーレットの方は、最初を獲ればトントンと3冠もありうる。
いずれにせよ、上記3頭いずれも、日本のG1シーンで見慣れた馬、というのが、何とも嬉しいところではないか・・・。