ハンカチ王子、投げる。

東京六大学野球の開幕戦で、“ハンカチ王子”こと斉藤佑樹投手(早大)が先発。


アイドル的要素ばかりが強調されている斉藤投手であるが、六大学のレベルで140キロ台のストレートが投げられるピッチャーはそんなにいるもんじゃないから、1年生で開幕投手を任されたとしても、決して不思議ではない。


もっとも、「地上波中継」と騒いだ割には、1回の表裏終わった時点で中継終了とは、なんともヘタレなことか・・・(笑)>日テレ*1


個人的には、東大の先発、元甲子園球児*2の楠井一騰投手の意地に期待していたのだが、やっぱり厳しかったようで、1回持たずに重信拓哉投手と交代。


2〜3年前に見たときは、“さすが甲子園組”という感じの綺麗なフォームで投げていたのだが、これが環境の差なのか、といろいろ感じるところもあり。


まだ試合は続いているので、このままエース重信で粘って、王子様に“六大学の洗礼”を食らわせてやるような展開になれば言うことはないのであるが、ま、無理だろう(苦笑)*3


(追記)
結局、終わってみれば、斉藤投手が6回1安打無失点(奪三振8)で開幕戦勝利。

「東大が斉藤対策をしていると聞き、不安でたまらなかった」

とコメントした早大・応武監督であるが、リリーフした松下健太、須田幸太の両投手にも、「ぐうの音」も出ないくらいに押さえ込まれてしまった(結局出したランナーは、ヒットの大坪選手と9回振り逃げ(?)出出塁した2人だけ)東大打線*4


斉藤対策の前にやることがあったんじゃないか・・・と嘆かざるを得ない。

*1:しかも、中継時間のほとんどを占めたのは1回ウラの早大の攻撃。相手が相手だけに仕方ないとしても、多くの視聴者は欲求不満が溜まる展開だろう・・・。

*2:3年春に松江北高でセンバツ出場、受験準備のため夏の大会前に引退したという異色の球歴を持つ。

*3:そんなことはかれこれ10年以上T大野球部応援している人間にはよくよく分かっていることである。

*4:特に、本来開幕を務めるはずがリリーフに回された須田投手には、1イニング3奪三振と底意地を見せられる結果になった。

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