第2回のヴィクトリアマイル。
我らがスイープトウショウは、なんとも不可解な9着惨敗。
「牡馬相手に堂々の2着」だったマイラーズCを叩き台に、楽々勝ってもおかしくないレースだったのに、直線の長い東京で大外から追っても追っても伸びてこないなんて・・・。
古馬混合戦ノンタイトル、しかも降着のエリ女からぶっつけ、だったカワカミプリンセスに1番人気を取られて拗ねてしまったのか*1、それとも、これまで休みなく仕事一筋で生きてきた身の上ゆえ、恋歌にホロリときてしまったのか、その辺はどうでも良いのだが、ここんとこ荒れ続けのG1戦線*2に拍車をかけてしまった、という点で、実に罪深いことこの上ない。
次走、安田記念に出てくるようなら、(馬券の旨みもあるだろうから)そうそう簡単に見切るわけにもいかないのだが、個人的には、昨年の有馬が引き際にはいいタイミングだったのではないか、と今でも思っている。
なお、5年目の松岡正海騎手が皐月賞のサンツェッペリン2着に続いて、ついに初のG1制覇。
武豊騎手をはじめとする、“20世紀末のヤングジョッキー”達の勢いに陰りが見える今、いよいよ次世代のスター候補に本格化の兆しが見えてきた、といったところだろうか。