はいはい、早稲田優勝。
今季負け知らずの斎藤佑樹投手は、途中制球に苦しみ、胴上げの瞬間にマウンドにいることはできなかったものの、結局無敗でシーズンを終える。
早稲田にしてみれば対・慶応戦で1つでも勝てば優勝が決まったわけだから、相手のピッチャーの力が落ちる2戦目に斎藤佑樹投手を登板させて、きっちりと花を持たせる、というシナリオは、策士・応武監督でなくても考え付いたと思うし*1、今季の早大打線の援護をもってすれば、斎藤投手でなくても、2戦目を大勝することは難しくなかっただろう。
ただ、お膳立てを作ってもらってもなかなか結果を出せない実力者が少なくない中で、きっちりと結果を出す斎藤選手本人が一番凄い、ということはやはり否定できない。並みの精神力ではない・・・。
昨日エース須田選手に土が付いたこともあって、1年目からベストナインはほぼ確実。この先が心配になるくらいのおいしすぎる滑り出しなのだが、まぁ、世の中に一人くらいは、漫画の主人公のようなサクセスストーリーを歩み続ける人間がいても良いとは思うので、筆者としては純粋に応援したい。
*1:それゆえ土曜日に「斎藤登板」と煽ったメディアの皆様がたには反省を促したいところw