賞与自主返納・寄付拒否

厚生労働省年金記録漏れ問題への「けじめ」として、政府が歴代の事務次官社会保険庁長官に求めていた賞与一回分の自主的な返納や寄付をめぐり、対象となった27人のうち8人が応じない意向であることが分かった。政府筋が9日夜、明らかにした。」(日本経済新聞2007年7月10日付朝刊・第5面)

安倍現政権のパフォーマンスに付き合わされる厚労省OBは気の毒だなぁ・・・と思っていたところだっただけに、ここで返納拒否する“漢”が出てきたことに個人的には拍手喝采を送りたいところだ。


大体、誰にどんな責任があるかもはっきりしないうちに、寄付を強制したって仕方がないし、本当に責任があるのなら、賞与1回分の返納などでは済むわけもないのだから、こういう“美しい国日本”的解決は百害あって一利なし、である。


ちなみに以前も取り上げたのだが、最高裁判事という立場にある横尾和子氏が、この場合にどういう対処法をとりうるのか、興味深いところではある。

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