暇人的集計

意図的かどうか知らぬが、小売商標出願に関しては一向に更新されていないIPDLを横目に、ブランディのサイトでは着々と出願状況が報告されている*1


というわけで、とりあえず件数だけレポートしてみよう。

公開商標公報 
平成19年4月26日発行分 2656件
平成19年5月10日発行分 553件
平成19年5月17日発行分 703件
平成19年5月24日発行分 551件
平成19年5月31日発行分 685件
平成19年6月7日発行分  420件
平成19年6月14日発行分 462件
平成19年6月21日発行分 516件
平成19年6月28日発行分 552件
平成19年7月5日発行分  772件
平成19年7月12日発行分 1123件
平成19年7月19日発行分 2619件
平成19年7月26日発行分 3472件
平成19年8月2日発行分 1429件

この中には、防護標章として出願されたものも含まれているし、タンザク絨毯爆撃を行った場合も全て1出願1件として含まれているから、実質的な件数はもっと少ないのかもしれない。


だが、7月2日*2までに出願された件数だけでも、16,400件超と例年の年間商標出願件数の1割を優に上回る、という事態は、特許庁も果たして想定していたのかどうか・・・。


これだけの数の出願に対して、現在公表されている「厳格な」審査基準による運用を徹底するのであれば、審査実務が破綻するような気もするのであるが、果たしてどうなのだろう?

*1:http://www.brandy.co.jp/files/information/ut2007-029kouri.pdf

*2:規定上は6月末日となっているが、30日が土曜日であるため、7月2日までは特例出願期間内となると解されている。

google-site-verification: google1520a0cd8d7ac6e8.html