いくら何でも・・・

ポスト安倍・理念と政策」というタイトルの日経新聞の連載コラム(経済教室)で、北岡伸一東京大学教授が、

「自民と民主、あるいは自民と民主と公明の連立政権」

を提唱されているのを見て唖然とさせられた。


「元・国連代表部次席大使」の肩書をお持ちの先生としては、国内での細々とした政争なんてアホらしい、と内心で思ってのことなのかもしれないが、それにしても・・・という思いは消えない。


北岡教授は、

「二院制の国で、両院がほぼ同等の権力を持つ場合、両院の多数派が相互に協力しなければ、政権運営は難しい。それは、実は明治憲法時代にある程度経験してきたことである。」(日本経済新聞2007年9月19日付朝刊・第31面)

とも述べられているのだが、明治憲法下での衆議院貴族院の関係と、戦後の衆議院参議院の関係を同じように捉えるわけにもいかないだろう。



もちろん、本件については、それ以前に現役の東大教授がこんな生臭い時期に、こんな生臭いコメントを書いてしまっていることそのものへの驚きもあるのだが・・・。

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