別に気にしなくたっていいんじゃない?

今熱いらしいエントリー。
「理系の女の子の取扱説明書」
http://d.hatena.ne.jp/gomi-box/20071109/1194613291#tb


まぁ、読んだ人の半分くらいは同じことを思っただろうけど、
「理系」とか「女子」とか関係ないよね(笑)。

「男の子の集団の人間関係は気楽でいいですね。」

っていうけど、気持ち悪いくらい群れる「男子」もいるのは事実で、それも歳を食えば食うほどその傾向が強くなってくるのが、男性の傾向かもしれない、と思う。特に狭い会社の中の世界では。


男子校時代は、「生物学的に中性化しちゃうヤツがいるのはしょうがないよなぁ・・・」とそれなりに納得してたけど、大のおとなが群れ群れしてるのを見ると、気分が悪くてしょうがない。


ただ、ガキの頃から群れるのがとにかく嫌いで、ダラダラと集団の中で駄弁ってるのが嫌で学級委員やってたような人間のような偏屈モノ(ゆえに群れの外で一人はぐれてたとしてもさらさら気にはならない)はともかく、「群れたいのにはぐれちゃった人」の話の人生相談とか聞いていると、「普通の集団」を意識してしまう人の心理は何となく分かるような気がするわけで。


特に10代とか20代前半の頃とか、なぁなぁな周囲に反発しつつも、確固たる自分の「個」が確立できていないことが多いからなおさらなんだろうなぁ、と。


かくいう自分自身も、会社に入って最初の数ヶ月はカルチャーギャップに戸惑ったクチで他人のことは笑えない。


特に研修してる頃とか、群れるしかやることないから(苦笑)、なおさら自分のそれまでの「常識」が通用しなくて、腹が立つことも多かった。



ただ、一つだけ言えることは、ある程度の年代超えれば、「個」というか、「自分の型」というか、そういうのを持っている人間が、群れの中で流されているだけの人間に比べれば圧倒的に強くなるし、周囲の人間の中でも、そういうタイプの連中が占める比重が年々多くなっていくから、悩むこともなくなる、ってこと。


“集団”に対して感じる違和感は、その領域にたどり着くまでの、一つの試練みたいなものだと思えばいいわけで・・・。


理想を言えば、同じタイプの人間だけでずっと固まってやっていければ、仕事の効率も、人生の豊かさもたぶん増すのだろう。


だが、現実にはそうも行かないわけで、だとしたら、早めに異質の集団の中で揉まれておいた方が、後々の人生は愉しくなるんじゃないだろうか、と思う。



どうせ短い人生なんだから、周りの目を気にするより、さっさと自分の型を見つけて、トコトンやりたいことを追求するのが良い。


そのうちに、群れてる連中はどうでも良くなるし、心が通じ合える人間も自然に現れるだろう・・・・。




・・・なんてことが言えるのも、三十路越えならではの余裕なのだろう(苦笑)。


歳を食うのは悲しいことなれど、そんなに悪いことばかりじゃないってことで、とりあえず今日のところはFA。


そんなもんだ人生。

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