宮本輝全短編集

たまたま新聞広告で見かけた、宮本輝氏の全短編集上・下。


宮本輝 全短篇 (上) (宮本輝 全短篇)

宮本輝 全短篇 (上) (宮本輝 全短篇)


宮本輝 全短篇 (下) (宮本輝 全短篇)

宮本輝 全短篇 (下) (宮本輝 全短篇)


高校時代の担任の国語教師が絶賛していたこともあって、昔良く読んだものだ。


確かに、物語の起承転結がはっきりしているし、文章も読みやすいので、純粋な「国語力」を鍛えたい若者にはオススメだと思う。


もっとも、氏の大阪発人情バナシに共感できたのも遠い昔で*1、その後は長らく別系統に走っていた自分*2


かつては、大阪ええなぁ・・・と思わせてくれた作品なのだが、今読んだらどんな感想を抱くだろうか。


怖いもの知りたさで、読んでみたい気もする(ただし時間はない)。

*1:最近の人気作家で近いと言えば浅田次郎氏だろうが、それよりももっと濃い感じがする。

*2:ノンフィクション系私小説なら初期の辻仁成、空想系私小説(笑)なら言わずもがな寺山修司だった。

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