ここ数年年末の楽しみにしている早大COEの『知財年報』が、今年も無事発刊されたことを確認したので、遅まきながら紹介しておくことにしたい。
知財年報〈2007〉特集:知的財産保護の到達点―保護強化の明と暗 (別冊NBL no. 120)
- 作者: 渋谷達紀,高林龍,竹中俊子
- 出版社/メーカー: 商事法務
- 発売日: 2007/12
- メディア: 単行本
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中身にはまだ目を通していないのだが、恒例の渋谷達紀教授の「判例紹介」や「学説の動き」に加え、「特集:知的財産保護の到達点−保護強化の明と暗」というタイトルの下、三村量一判事や駒田泰土准教授の論稿が掲載されている。
古城春実弁護士(元判事)が、「知的財産権の行使と独占禁止法」というタイトルで、新しい独禁法ガイドラインの内容に触れるなど、タイムリーなトピックも随所に登場する本書、とりあえず旬のうちに読みきる、というのが筆者の個人的な目標である・・・(苦笑)。