謹賀新年

今年も、CDTV見ながら厳かに(どこがだ!)新年を迎えた。


大体、この番組でここ数年定番になっている1993年(CDTVが今の形で放映されるようになった年)からのナツメロ振り返りを*1、時に「おぉ」と思いながら、そして時にセピア色の思い出と一緒に振り返りながら涙しつつ*2、新年が何時間か過ぎていき、眠気に堪えかねて床に就くと、意識駕戻った時には、6時間遅れの初日の出とニューイヤー駅伝のゴールシーン・・・(あるいは天皇杯のキックオフか・・・)。


という悪夢だけは繰り返したくないものだ。


年初の所信表明のような話はまた追って書くとして*3、今年は年明け早々から、著作権法改正と独占禁止法改正という大きな改正マターが続くことが予想されることもあって、本ブログも少なからず盛り上がるのではないか、と内心期待しているところである。


さらには、裁判員制度の開始に向けた準備が本格化し、刑事手続全般の運用が目に見えて変わってくることや、債権法の改正に向けたアドバルーンが続々打ち上げられたり、とか、我が国の法体系の根幹について、大きな変容が生じる予感を抱かせる年でもある。


どこの会社も熱病のようにうかされていた“コンプライアンス”ブームが終焉を迎え、人がだぶつき始めた法務部署に追い討ちをかけるように、弁護士の「就職難」問題の尻拭いを求めるかのような法務人材採用のプレッシャーが随所から襲いかかる、なんていう、企業法務サイドの人間にとっては有難くない未来予想図もあるところだが、仕事なんて結局なるようにしかならないわけだから、ここは一つ笑福亭鶴瓶師匠ばりの“計算されつくした自然体”*4で乗り切れれば・・・と思っていたりもする。


・・・ともあれ、読者の皆様には、謹んで新年のご挨拶を申し上げる次第。
2008年が皆様にとって実り多き一年になることを、ただただ願うのみである。

*1:「93年」なんて自分の中じゃ“ちょっと前”くらいの感覚しかないのに、気が付きゃもう15年前かよ、おいおい・・・。そこからさらに15年遡るとピンクレディの時代になってしまうだけに、時間の流れの重さを感じる瞬間でもある。

*2:特に、95年とか98年とか・・・。

*3:と書いているようなエントリーは、大抵日の目を見ることなく終わってしまうものなのだが・・・。

*4:どこまで台本でどこまでアドリブかは一見分からないけれど、最初冷や冷やさせながらもクライマックスの場面では聞かせる語りを用意してホロリとさせる、その辺に師匠の芸と演出の巧さを感じたのは筆者だけではあるまい。数字に反映されるかどうかはともかくとして、今年の演出はかなり良かったと思う。

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