偽装がバレた世代?

最近買った城繁幸氏の本を読んでいろいろと思うところがあって、感想についてはそのうち書こうと思うのであるが、関連して思い出したのが、毎年恒例の「新入社員のタイプ」(社会経済生産性本部発表)。


ここ数日話題になっていたとおり、平成20年度の新入社員は、

カーリング型」
冬期オリンピックでおなじみになったカーリング、新入社員は磨けば光るとばかりに、育成の方向を定め、そっと背中を押し、ブラシでこすりつつ、周りは働きやすい環境作りに腐心する。しかし、少しでもブラシでこするのをやめると、減速したり、止まってしまったりしかねない。
また、売り手市場入社組だけに会社への帰属意識は低めで、磨きすぎると目標地点を越えてしまったり、はみだしてしまったりということもあるだろう。就職は楽勝だったかもしれないが、サブプライムローンの問題等の影響により経済の先行きは一気に不透明になった。これからも波乱万丈の試合展開が予想され、安心してはいられない。自分の将来は自分の努力で切り開いていくという、本人の意志(石)が大事になろう。

と分類されている。


最後のおやじギャグはどうかと思うし、全国で何百万もいる新入社員を全部ひとくくりにすること自体ナンセンスだとは思うのだが、ネタとしては面白い。


で、自分が気になったのは、自分が入った年ってどうだったかな、ということなのだが、探したらあった。

再生紙
無理な漂白(社風押し付け)はダイオキシン出るが、脱墨技術(育成法)の向上次第で新タイプの紙(新入社員)として大いに市場価値あり。

・・・。


10年経った今なら、

「地球にやさしい新タイプの紙(新入社員)として古紙配合比率(能力)の高さをアピールしているが、実は偽装だったことが判明して会社がダメージを受ける可能性もあるので注意されたし。」

とでも付け加えたほうが良いのかもしれない(笑)。


ちなみに、自分の場合、会社による必死な漂白や脱墨技術も実らず、真っ黒なまま存在感を保ってるんで、いまさら「偽装だ〜」なんて言われることはないはずなのだが・・・(苦笑)。

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