日曜の日経新聞書評面で、こんな書籍が紹介されていた。
- 作者: チームJ
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2008/05/09
- メディア: 新書
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先日、法律書コーナーに積まれていたのを見かけた時は、「トンでも本」の類かと思ってスルーしてしまったのだが*1、著作名義になっている「チームJ」のメンバーは、
左高健一(アンダーソン・毛利・友常法律事務所弁護士)
西垣淳子(世界平和研究所)
渡辺元尋(元検事、現弁護士、伊藤塾講師)
山田正人(経済産業研究所)
と、90〜91年あたりに東大法学部を出た“錚々たるメンバー”らしく、心配したほど無茶苦茶な中身でもなさそうだ。
過激なタイトルと歩調をあわせるかのように、書評の中では、
「実は、司法にもある意味での貧困が残っていることを本書が教えてくれる。」
(日本経済新聞2008年6月22日付朝刊・第22面)
という煽りがされていたりもするのであるが、この辺は読んでのお楽しみだろうか。
ちなみに、「チームJ」の一翼を担う山田正人氏といえば、
- 作者: 山田正人
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2006/01
- メディア: 単行本
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でもお馴染み。
自分の名前でいろんな意見を発表できる立場にいらっしゃる、というのが、いろんな意味で羨ましいと思う今日この頃である。
*1:本来はちゃんと読んでからご紹介すべきなのだが・・・。最近こんな紹介ばかりで大変恐縮している。