これまで特に紹介してはいなかったのだが、今年の6月から、技術評論社という出版社のご好意により、「gihyo.jp」の中の一コンテンツとして「ネットだから気をつけたい! 著作権の基礎知識」というタイトルの連載記事を掲載していただいている*1。
(http://gihyo.jp/design/serial/01/copyright)
もともと、ITエンジニア向けの技術、ビジネス系連載記事が多くを占める「gihyo.jp」の中に、自分のようなものが書いた駄文を載せていただくのは申し訳ない限り。
せっかく声をかけていただいたので、と、二つ返事で引き受けてしまったものの、毎月締切間際になると、深い反省の念に駆られているのは言うまでもない。
ちなみに、連載当初考えていたコンセプトは、
ユーザーの視点から「著作権法のハードル」よりももっと高い「実務のハードル」を紹介したうえで、それをどうやって乗り越えていくか、という提案らしきことを行っていく。
というものだったのであるが、これまで4回の連載の中で果たしてどこまでそれに近付いているか、単なる消極的な「実務論」にとどまっていないか、といろいろ振り返って考えることも多い。
・・・というわけで、どこまで皆様のニーズに役立つかはわからないが、一応、毎月初めに更新、のペースで連載を続けているので、お時間のあるときに一度くらいは目を通していただけると嬉しい限りである*2。
なお、こんな不自然な時期に宣伝エントリーをあえて載せた趣旨は、公式には「連載も4回を数え、ようやくおぼろげながら方向性が定まってきつつあるから・・・」ということにしておきたい。
本当は、
「実は来月分の執筆が遅れていて、編集者にご迷惑をかけてしまいそうなので、お詫びに先立って宣伝をさせていただいた」
だけだ、なんてことは、ここだけの秘密である(苦笑)。