「オレたちの太郎」が総裁になっても・・・

自民党の総裁選も、良く分からないうちに終わってしまった。


結果は順当に麻生太郎氏が選出されたのであるが、せっかくたくさん候補者を出して論戦で盛り上がるはずだったのに、リーマンの破綻だの偽装米事件だのとかち合ってしまったこともあって、“日蔭のイベント”扱い。結果的にも、あれだけ他の候補者と大差がついてしまうと、“茶番”のそしりを免れまい。


メディア的には、これで役者が出揃った、ということになるのだろうが、与党を見ても、野党第一党を見ても、なんだかなぁ・・・という政権公約、政権構想しか出てきそうもない。


特に、都市圏の現役世代(特に若年層)にしてみれば、今回の選挙でどこが勝っても、偏った価値観と“結局はつけ回し”の政策を押し付けられる可能性が高いわけで、歯がゆい思いをしながら投票日を迎えることになるんじゃないかと推察される*1


まぁ、曲がりなりにも「自由主義体制を取る先進国」であるはずのこの国で、選挙の結果如何で経済活動や市民の日常生活が劇的に変わるようなことはないはずだから、与党が政権を死守しようが、民主党が悲願の政権奪取を果たそうが、たいしたことではあるまい、と高をくくってはいるのだけれど、果たしてどうなるか・・・。


うっとうしい報道にはいい加減飽き飽きしているので、さっさと結果を出すなら出してほしい、と思う今日この頃である。

*1:まるで他人事のようで恐縮だが・・・(笑)。

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