という、昔から繰り返されたフレーズでお茶を濁すだけでは片付きそうもない「草なぎ剛容疑者公然わいせつ事件」。
「逮捕」された、っていっても、捕まったのが彼でなければニュースになるはずもないような些細な話だし、せいぜい略式で罰金か起訴猶予で片付く程度のことだろうと思うから、これでCMを打ち切って損害がどうのこうの、なんて話に飛躍していくのは自分には理解しかねるのだが、やっぱり、この国(というかこの国のメディア、広告業界)には、「逮捕」=「有罪推定」=「悪人」の原則が根強く残っているようである*1。
元々、彼の演技は好きではないし、「地デジ」のCMにも最近はずいぶんと辟易していたから、彼の姿がブラウン管からしばらく消えたとしても、自分にとっては何の影響もないのだけれど・・・。
なお、間もなく春の学園祭シーズンを迎えようとするこの季節だけに、“模倣犯”の登場が懸念されるところ(笑)。
刑法犯としての罪の大きさはともかく、全裸の男性に見たくもないものを見せられて愉快な気分になる者がいるはずもないので、くれぐれも酒を飲みすぎて、キャンパスの講堂前のベンチで全裸で寝込む、なんてことがないように、学生諸兄には期待したいところである。
*1:まぁ、被疑罪名の中に「わいせつ」というフレーズが入っていることが、反応をより一層過敏にしているとも考えられるのだが・・・