空気を読まない関東馬

クラシックの序盤で、続けざまに期待を裏切る結果になったかと思うと、誰も期待していなかった春の天皇賞で、マイネルキッツ美浦・国枝厩舎)が大駆けするのだから、競馬っていうのは何とも分からないものだと思う。


1番人気のアサクサキングス以下、人気上位馬はほとんど西の馬で、絡む可能性があるとしても、せいぜい去年のJC馬(スクリーンヒーロー)くらいだろう、と思われていたところでこれだから・・・。


過去10年で日経賞上位馬のワン・ツーなんて全く存在しなかったし*1、6歳馬が連対したのもリンカーン(06年)の一度だけ。データ的にいえば、元々、地方ローカル二千メートル重賞が相応の舞台だと思われていたような馬の出番などなかったはずだ。


展開のアヤだとか、母の父・サッカーボーイの血の底力だとか、後付けの理由はいくらでも出てきそうなところではあるのだが・・・



ちょっと荒れ気味の春のG1シーズン。


自分としては、こういう時こそ惑わされることなく、データ重視戦略で手堅く乗り切るのが吉だろうと思っているのだが、美浦勢に巻き返しの兆しが見えるとなると、ちょっと思い入れも加味したくなったりして・・・


いろいろと悩ましいところではある。

*1:それどころか過去10年で日経賞組からは1頭の勝ち馬も出ていなかった・・・。

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