本格的に梅雨入りし、昼の蒸し暑さと、夜の突発的豪雨に悩まされる季節になった*1。
となれば、旧試組も、そろそろ直前期の予想答練が全科目一巡し、最後の模試に向けて調整を始めたくらいの時期、ということになるだろうか。
筆者自身は、もともと明確な計画を立てて勉強するようなタイプではなかったし、試験の戦略だとか対策だとか、といった細かいことに関しては、有益な知見をお持ちの方がたくさんいらっしゃると思うので、あえて自分が何か言うのはおこがましいのだが、一つだけ言うことがあるとすれば、
「ここから先は新しいものに手を出すな!」
ということくらいだろうか。
かの試験を攻略するためには、分厚い論証も細かい知識も不要で、
「定義と要件→効果をしっかり書くこと」
+
「論点となりうる部分について、流れの中でそれが「例外」であることを端的に示すこと」
の2つだけしっかり押さえていればそれでいいんじゃないか、というのが後になって振り返ってみての自分の感想で、新しく何かを詰め込もうとするよりも、既存の知識をきっちり見返して整理して、本番に備えた“引き出し”を増やしておくことの方が、よっぽど大事だと自分は思う。
いろいろなものに手を出したくなる時期だからこそ、手を出さない勇気も必要・・・
と、自分は思っているのだが、果たしてどこまでそれが通じるか。
いろいろと考えさせられるところは多いのであるが・・・
*1:本来、突発的豪雨は梅雨の時期に起きるような気象現象ではなかったはずなのだが、ここ数年、すっかりこの時期の風物詩として定着するようになってしまった・・・。