「アグネスタキオン没後初のG1」ということで、父の名誉をかけて臨んだはずのディープスカイ。
人気もほぼ一本かぶりだったのに、結局は直線でもがいたあげく、ドリームジャーニーの後塵を拝することになってしまった。
こういうレースできっちり勝てば、記録だけでなく“記憶に残る”馬になれたところなのであるが、それが叶わないところに、この馬の限界があるのかなぁ・・・と思ったりもする。
もちろん、2006年の朝日杯FS以来G1勝ちには縁がなかったドリームジャーニーのしぶとさは、称えられて然るべきだと思うのであるが*1、1着入線後の場内の何となくしらけた空気は、ブラウン管を通じても伝わってきたから(笑)、関係者にはちょっと気の毒な結果(勝った方にも負けた方にも)になってしまったような気がしてならない。