勝負の世界は厳しい、とはいえ・・・

W杯予選の中断を挟んで、いつの間にか再開しているJリーグ。


自分のご贔屓チームは、今季開幕以降ネタにするのもはばかられるような惨状で、今日の試合に負けたらJ2落ちを本気で覚悟せねばならないところだったのだが、今日のところは何とか勝ち星を拾った*1


憎きレイソルはともかく、今降格争いをしているそれ以外のチームは、いずれもそんなに嫌いなチームではない。


山形はJ2から這い上がってきた東北の星だし、磐田にはこれまで築きあげてきた“伝統”がある。


そして、残念ながらこのまま行けば真っ先に降格を決めてしまいそうなトリニータなどは、去年のナビスコ優勝で溝畑社長の情熱と地に足付いた地道な経営の良さを全国にアピールしたばかりではないか・・・


それゆえ、毎節の試合結果(特に下位チームとの対戦結果)を見聞きするたびに、複雑な気持ちに襲われるのだが、どんなに魅力的なチームでも試合に勝てなければ下に落ちてしまう、というのが、プロ野球とは異なるこの業界の厳しさだし魅力でもあるのだから、と、自分に言い聞かせている今日この頃。


入れ替え戦のシステムも、もうなくなってしまった*2だけに、できればシーズン終盤に心が痛むことがないように早めに真ん中より上の方に浮き上がってほしいものであるが、そうそううまくいくのかどうか。


次の大分戦はシーズン終了間際の第33節に組まれているだけに、その頃にはできれば安全圏に入っていてほしい、と思った次第である*3

*1:ここで勝ってしまうあたりが、古河電工時代以来“2部落ち”を経験せずにすんでいる所以なのかもしれない。

*2:下位3チームは自動降格。

*3:このペースでいけば、33節の時点でトリニータにJ1残留可能性が残っていることはまず考えられないわけだが、若き名将・シャムスカ監督のことだから、いったんリズムさえつかめればトントントンと勝ち進むことも考えられるわけで、そうなるとこの11月末決戦が“裏の天下分け目”の試合になったとしても不思議ではない。

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