「長官」職の軽さ

相変わらず懐古趣味絶好調、といった感のある某TBS系日曜ドラマだが、今週の回のヤマであり、かつ次回以降への伏線となる↓のシーンで、テレビを見ながら思わず失笑してしまった。

「玉木局長が丸尾次官に、特許庁長官就任を命じられたシーン」

確かに、事務次官レースを争っている人たちにとってみれば、外局のトップのポストなんてどうでもいいのかもしれないけど、あんなリアクションで異動してこられたら、当の庁の中の人は大変だなぁ・・・(苦笑)、なんて思ったりもするわけで。


今や時代をときめく人気官庁(?)になった特許庁だけに、この辺も“時代錯誤的”と片づけてしまってもよいのだが、経産省の事務系キャリアに限れば今でもそんなに考え方は変わっていないのかもしれず、その点、知財に片足突っ込んでる人間にしてみれば、ちょっと複雑な気分ではある*1

*1:某元事務局長のように、退官してから同期の次官以上のご活躍をされている方もいらっしゃるので(笑)、その辺は何が幸いするか、世の中分からないものなのだけれど。

google-site-verification: google1520a0cd8d7ac6e8.html