誰がやっても人事は難しい。

つい一週間ほど前には、「人事は一気に決める」みたいなことを言っていたような気がする新・与党第一党の代表の口から、ここ数日だけ見ても五月雨的に人事の話が出てきているような気がするのは筆者だけだろうか。


お祭り騒ぎなメディアが高揚感に包まれている今のうちは、そんなにバッシングを受けることもないだろうが、1年後に同じようなことをやろうものなら、評判の悪かった現首相と同じような扱いになるのは目に見えているわけで、この先がいろいろと思いやられる。


いかに優秀な駒を揃えていても、論功行賞や圧力団体のプッシュ、連立のしがらみに押されて、適材適所の人事ができなくなってしまえば全く意味がない*1、というのは誰しも分かっていることではあるが、分かっていながらうまくできないのが「人事」の難しいところ。


これから4年続くのか、それとも1年くらいで終わるのかは分からないけれど、いろんな意味で、好むと好まざると、人間社会の難しさを目の当たりにする機会が増えそうだなぁ・・・と思う今日この頃である。

*1:むしろ、優秀な人材が党からスピンアウトしていくきっかけを作るだけになってしまう。

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