去る者は日々に疎し、か。

バリバリに知財の仕事をやっていた頃は、それなりに業界の動向にも通じていたつもりだったのだが、最近はどうも情報に疎くなってしまって困る。


で、okeydokeyさんの「今更ながら・・・」という記事*1を見て、今更ながら知ったのが↓の話。

当事務所は、本年8月1日付で、三村量一弁護士をパートナーとして迎えました。三村弁護士は、1979年に任官後、本年7月に東京高等裁判所判事を退官するまでの30年余り裁判官として執務し、この間、最高裁判所調査官、東京地方裁判所部総括判事(知的財産部)、知的財産高等裁判所判事として、知的財産権訴訟に携わったほか、知的財産法関係の審議会の委員を務め、多数の学術論文を発表する等、特に知財法関連分野に精通した法曹として活躍してきました。
当事務所は、知的財産プラクティスグループを結成し、知的財産分野の経験・ノウハウの集約化を図っていますが、三村弁護士の入所により、知的財産関連案件の処理に関する当事務所の体制は一層強化されることになります。
(長島・大野・常松法律事務所のホームページ(8月のトピックスより)
http://www.noandt.com/topics/news/200908.html

実務家として脂の乗り切った時期でのご退官だけに、今後の在野でのご活動、ご発言全てが気になるところである。


そして、この大型移籍は、もしかすると、いわゆる4大(+TMI?)大型事務所の知財部門のパワーバランスにも影響を与えることにもなるんじゃないかなぁ、と思ったりもする。



まぁ、他人のことはともかく、今はとりあえず、自分が浦島太郎にならないように頑張らないといけないわけだが・・・。

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